色々な誘いを組み合わせよう
誘い方だが、底までエギを落として2~3回シャクってテンションフォールさせ、底取りを繰り返すのが基本だが、私は大きく跳ね上げる2段シャクリや、ロッドを素早く連続してビュッビュッというシャクリでエギを激しくダートさせる。この激しい動きと、ロッドを軽くシャクってラインを張る程度のフワッフワッとしたシャクリで、エギの移動距離を押さえる静かな誘いとを使い分けている。
エギのフォールはテンションをかけないフリーフォール、テンションフォールをいろいろ組み合わせて、速いフォールがいいのかスローフォールがいいのかを探る。
低活性時は底近くをねちっこく狙おう。カケアガリや変化からエギが離れるとアオリイカは追ってこない。根掛かり覚悟でタイトに攻めたい。
イカダの真下もあなどれない。係留ロープやイカダが影になり、アオリイカが潜んでいることがある。足元で底までフォールさせ、2~3回シャクってステイ。また沖からついてきたイカが足元で反応することがある。エギをすぐ回収するのではなく、いったん底まで落としてシャクってステイをさせるといい。
もしくは足元の底から水面近くまで一気にエギをシャクり上げ、水面近くしばらくステイ。イカがついてきていればサイトができる。
カケアガリを狙う
アオリイカはカケアガリ沿いを回遊してくるから、岸を見て海底をイメージしよう。例えば岬があれば、どの辺りまで海底に張り出しているか。岩礁が岸にあれば、どの辺りまで岩礁が沈んでいるかをイメージしよう。
![イカダエギング釣行でアオリ&コウイカ好捕 狙い場所絞ることが重要?](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/11/20221111cb2616.jpg)
陸っぱりの場合は深い方にエギを投げて浅い方に引いてくるが、イカダではエギを浅い方に投げて深い方に引く。シャクった後のフォールを長めに取らないと、カケアガリからエギが離れるので注意してほしい。
攻め方のイメージ
攻め方のイメージとしては岸に向かってキャストし、エギが一段一段階段を下りる感じで誘う。
イカダにもよるが、カケアガリに平行にエギを投げられるなら浅い所、中段、深い所と分けて攻める。どの水深にアオリイカが回遊してくるか探るのも手だ。
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<週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦/TSURINEWS編>
日乃出屋