800g頭にアオリイカ登場!

さらに流れが変わったのか、またすぐにアタリが出た。アワせるとグーングーンとアオリイカ特有の引き。ようやくの本命は、500gと食べておいしいサイズだった。

イカダエギング釣行でアオリ&コウイカ好捕 狙い場所絞ることが重要?500g本命にホッとひと息(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

さらにアジが回遊してきたようで、サビキの川中さんが連続で釣り上げる。いよいよイカダの上は忙しくなってきた。

イカダエギング釣行でアオリ&コウイカ好捕 狙い場所絞ることが重要?ひたすらサビキでアジ狙い(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

そしてエギングの丸山さんにもヒット。これは強烈な引きだ。サオがかなり曲がっている。上がってきたのは800gのアオリイカだった。

私ももう1匹釣りたいとエギをシャクり続けていると、じわ~っと重たい感じ。「ヨッシャー!」とアワせて、500gのアオリイカを追加した。

夕方はアジの猛ラッシュ

日が傾き始めるとアジの活性がさらに上がったようで、川中さんが3連で上げる。この機を逃すものかと、皆でサビキ釣りをすると丸山さんが5連掛け。私も川中さんも連掛けでアジフィーバーだ。ハリの数だけ掛かるパーフェクトもあった。

イカダエギング釣行でアオリ&コウイカ好捕 狙い場所絞ることが重要?夕方にはアジが猛ラッシュに突入(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

そして終了間際に川中さんがウルメイワシを釣って終了とした。午前中は厳しい状況だったが、終わってみれば多彩な釣果に恵まれた。

イカダエギング釣行でアオリ&コウイカ好捕 狙い場所絞ることが重要?見事な連掛け(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

料理と釣りが趣味である「しょーさん」に2種類のイカを届け、召し上がっていただくことにした。旬菜とともに丁寧に仕込みをされたコウイカはイクラ包みに。アオリイカは刺し身にして夫婦で晩酌を楽しまれたようだ。

イカダエギング釣行でアオリ&コウイカ好捕 狙い場所絞ることが重要?釣果を前に記念撮影(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

今回カワハギは釣れなかったが、次回は釣りたいと思う。また青物も回っているようで、時折ナブラが出ていたので青物も狙えるだろう。

当日は急激な冷え込みで朝一のアオリイカは渋い状況だったが、水温が落ち着けば上向き状態になるだろう。

五目釣りも魅力

今回紹介したように、イカダでは五目釣りも楽しめる。狙いはアジをはじめカワハギやヘダイなどだが、タックルはエギング用をそのまま流用し仕掛けはアジならサビキ、カワハギなら専用仕掛けがお勧め。

イカダエギング釣行でアオリ&コウイカ好捕 狙い場所絞ることが重要?五目釣りは市販の仕掛けを活用しよう(提供:週刊つりニュース中部版APC・渡邉敦)

丸山さんはダンゴ釣りでヘダイを連釣していたが、メバル用やカサゴ用の胴つき仕掛けでも十分狙える。エサはオキアミやゴカイ類だが、エサ取りが多いときは赤青一撃!グミもあるといいだろう。