目次
雪山で設営するときに大切なポイント3つ
冬のテント泊の装備について

雪山で設営するときに大切なポイント3つ

1:きちんと整地

雪山では設営する場所を自分で作る必要があります。具体的にはテントを設営する場所の踏み込んだりスコップで圧雪して平らになるように雪を固めましょう。圧雪ができていないと体重で雪が沈み込んだり、溶けたりして沈下する恐れがあります。また、平らな場所がない場合はスコップで雪を削ったり掘ったりして水平な場所を作ります。

2:専用のペグが大切

雪山向けのテントおすすめ5選。張り方や場所に合わせた対策などテント泊のコツも!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

テントの張り方で大切なのはペグの種類です。通常のテント泊では普通のペグで問題ないのですが、雪山はスノーペグと呼ばれている雪の中に埋めるペグを使うことが多く、地面に打ち込むペグは使えません。

雪の中にペグを埋めることを前提にペグの種類を選びましょう。経験者は竹から自作したペグをつかうこともあります。

3:壁で防風

暖かい服装で過ごしていても常に風の影響を受ける場所では体感温度も下がり、テント内でも寒く感じることもあります。そのため、風の影響を受けやすい場所は雪をブロック状にまとめたもので壁を作り防風対策をしましょう。レンガの壁を作るイメージで雪の壁作ります。

かまくらを作ると中が暖かく感じるように、雪の壁があるだけでも体感温度に差が生まれます。また、低い壁を作るとテーブルの代わりに活用できるため便利です。

冬のテント泊の装備について

服装とシュラフが重要

LEVEL8 -23 AURORA LIGHT

雪山向けのテントおすすめ5選。張り方や場所に合わせた対策などテント泊のコツも!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

雪山では、4シーズン用のシュラフだけでは寒くなるため、服装で保温しながら寝ます。余分な荷物を減らすという考えのもと歩行時の服装のまま寝るということもあります。

また、万能に使える4シーズン用シュラフではなく他の季節では暑く感じる快適温度が-8~15度程度の厳冬期向きシュラフがおすすめ。例えばナンガのレベル8 -23オーロラライトは快適温度で-8度のため雪山におすすめのシュラフです。

日焼け対策も重要

ノブ UVミルクEX

雪山向けのテントおすすめ5選。張り方や場所に合わせた対策などテント泊のコツも!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

ウィンタースポーツでは日焼け対策が重要と言われています。その理由は、雪が光を反射させるためです。雪山でのテント泊もウィンタースポーツ同様に雪が鏡のように日光を反射させるため、日焼け止めをしっかり塗りましょう。小さなチューブの日焼け止めならザックの容量を気にすることなく持ち運べます。

乾燥することも多いため保湿成分入の日焼け止めもおすすめです。例えば本品は保湿成分のヒアルロン酸入で乾燥を防いでくれます。

大型のザック

雪山でのテント泊はアイゼンやスコップなどの冬季以外では使わないアイテムも増えるため容量の多いザックが必須です。そのため65L前後を目安にザックを選ぶといいでしょう。夏のテント泊よりも大きいザックを選んでください。