雪山で快適にテント泊をするには、冬用のテントが必須です。また、オートキャンプとは異なり自分の足でテントやシュラフなどの荷物を運ぶ必要があるため、携帯性の高さも重要です。今回は雪山で使いやすいテントと張り方などのコツを紹介しますね。

目次
冬は装備を充実させないと危険
雪山で使うテントの選び方を紹介

冬は装備を充実させないと危険

冬は難易度が高い

雪山向けのテントおすすめ5選。張り方や場所に合わせた対策などテント泊のコツも!
(画像=Photo byNoel_Bauza、『暮らし〜の』より引用)

雪山でもテント泊を楽しんでいる方はいますが、夏のテント泊と比べると寒さ対策が必須になるため難易度が非常に高くなります。寒さ対策が不十分な場合は低体温症により命にも関わるため、テント泊の経験者がない方や初心者の方は経験豊富な方と一緒に行いましょう。

今回は雪山でも対応できるテントを紹介します。しかし、雪山でのテント泊はシュラフやペグなども重要性が高くなるためきちんと装備を整えてから行うようにしましょう。


雪山のテント泊の魅力

雪山でのテント泊は、白銀の世界が楽しめる点や寒さも大きな魅力です。普段は凍らないようなものも凍ったり、温かい料理が本当においしく感じます。また、雪があるため平地でのキャンプや夏季のテント泊ではしない整地などの作業も必要になる点も魅力の1つです。

さらに、夏のテント泊にはない寒さ対策を考える手間自体も大きな魅力。どんな道具や装備を持っていくのかなどの対策や工夫を楽しめます。

雪山で使うテントの選び方を紹介

ダブルウォール型がおすすめ

雪山向けのテントおすすめ5選。張り方や場所に合わせた対策などテント泊のコツも!
(画像=Photo byFabricioMacedoPhotos、『暮らし〜の』より引用)

冬の登山では、携帯性よりも雨や雪に対する強さも重要な要素となります。そのため、生地が1枚しかないシングルウォールテントは向きません。フライシートとインナーの二重構造となるダブルウォールテントが向いています。ダブルウォールテントは、フライシートがあるため雨や雪に強く風の吹込みも軽減してくれます。

オプションがあると便利

雪山向けのテントおすすめ5選。張り方や場所に合わせた対策などテント泊のコツも!
(画像=Photo byKanenori、『暮らし〜の』より引用)

絶対に必要なわけではありませんが、オプションにスノーフライや内張りなどがあるテントだと雪山でより使いやすくなります。スノーフライとは降雪時に有効なフライシートとなっており、通気性のあるフライシートです。雨には弱いですが雪には強く通気性が高いため快適に過ごせます。

内張りとはテントのインナーのことです標準インナーから雪山用インナーに変えることでより快適に過ごせるテントもあります。

近年は通常のフライシートで対応することも


スノーフライを使わなくてもレインフライ(標準のフライシート)で対応する方もいます。そのため、スノーフライや内張りがないため雪山に適さないというわけではありません。オプションがない場合でも雪山で使用できます。