目次
冷える前にやっておきたい予防方法
冷えた時に取り入れたい対策方法
冷える前にやっておきたい予防方法
首を温めて血流アップ
![【凍傷対策】冬の登山で冷えた指先を温める予防・対策方法!ポカポカになるアイテムも紹介](https://cdn.moneytimes.jp/500/500/NZDeTrBNmHNlJLJjeHvAZhQrSoggJZrK/417eb799-2d96-47a4-989b-5cb9b4e02ad5.jpg)
冬の寒さの影響を避け、なるべく指先を冷やさないためには事前の予防対策をしておくのがおすすめです。特に初心者は冷え対策不足によって凍傷を招いてしまうこともありますので、山行の前には必ず予防法を把握した上で行動するようにしてください。
まずやっておきたい予防対策は、首を温めることです。首元はもちろんのこと、手首や足首も温めることで指先の冷えを回避しやすくなります。
首の周りには血管が集中している
なぜ首周りを温めるのが大切なのかというと、この部分には血管が集中しているからです。血管が集中しているところをしっかり温めることで全体の血流が促進され、指先にまで十分な血液が行き渡るようになります。
冬の登山へ出かける際にはネックウォーマーやハンドウォーマー、レッグウォーマーを装着するようにしてください。保温性のあるウォーマーを装着して予防対策しておけば、指先の冷えを最小限に抑えられるでしょう。
お腹周りを温めるのも効果的
![【凍傷対策】冬の登山で冷えた指先を温める予防・対策方法!ポカポカになるアイテムも紹介](https://cdn.moneytimes.jp/500/500/qKaSdIFskcdIxMWNzVuHMfndERYpONEp/69b2cf6f-d7f6-4e85-96fe-a1cc66808d16.jpg)
山行中にお腹が冷えると、生命維持の生理作用が起きて内臓に血流が集中しやすくなります。そのため、お腹を温めるのも効果的な予防対策です。お腹と指先の冷えは関係ないように見えますが、実は防寒対策において重要なポイントになることを忘れないようにしてください。
登山前には腹巻を装着し、お腹周りをしっかり温めておくと指先も冷えにくくなります。また、お腹を温めておけば、指先の冷えを防ぐだけでなく腹痛の予防にもなるでしょう。
冷えた時に取り入れたい対策方法
足や手のストレッチを行う
![【凍傷対策】冬の登山で冷えた指先を温める予防・対策方法!ポカポカになるアイテムも紹介](https://cdn.moneytimes.jp/500/375/tzYmiJRVADLRujdWckCHGBmIBalbxReZ/3c8a0a25-b621-4018-8de6-1e3ea9ada842.jpg)
寒さが厳しい季節は、しっかり防寒対策をしていても冷気の影響を受けて指先が冷えてしまうことがあります。冷えを感じたら、なるべく早めに温めることが大切です。
まずは、手足のストレッチを行なってください。手の指をギュッと握った後に広げる動作を複数回行うのがおすすめです。グーとパーの動作を繰り返すことで血流が促進され、指先が温まります。また、第二関節あたりで指を組み、指の間を刺激するのも効果的です。
足の指も同様にストレッチを行う
足の指も、手と同じようにギュッと握って広げるグーパー動作を続けてください。シンプルなストレッチですが、繰り返し続けることで内臓に集まっていた血流が指先へ戻り、次第にポカポカと温まっていきます。指先の冷たさを感じたら、一旦立ち止まってストレッチを行なってみてはいかがでしょうか。
ツボを刺激する
指先が寒さの影響を受けた時は、ツボを刺激するのもおすすめです。手の指先を温めるには、陽池と呼ばれるツボを刺激してみてください。
手首のやや小指寄りの場所にある窪みに陽池のツボがありますので、ゆっくりと優しく刺激します。強く押す必要はなく、気持ちよい程度の圧力で問題ありません。指先のストレッチと合わせてツボを押すとよいでしょう。
足なら湧泉がおすすめ
足の指を温める時は、湧泉というツボが最適です。湧泉は、足裏の中指・薬指・小指の付け根にあるふくらみと親指と人差し指の付け根にあるふくらみが交差する部分にあります。手と同様にゆっくり押してみてください。
屈伸をする
屈伸によって脚を曲げ伸ばしすると、全身に血流が行き渡りやすくなります。足先だけでなく手指も温まるため、指先の冷えが気になる時は屈伸も行なってみてください。登山の休憩中などに行うとよいでしょう。