■3.ヘンリエッタ
続いて紹介するのは、『GUNSLINGER GIRL』に登場するヘンリエッタという少女だ。当時は7人家族で何不自由なく暮らしていたが、ある日連続殺人犯によって家族全員が殺されてしまう。
主人公は暴行を受け、片目と右手、左脚を失うものの、なんとか一命を取り留める。その後は政府機関に引き取られ、義体と呼ばれる機械の体に変えられてしまう。そして、「条件付け」という洗脳が行われた上で、テロ組織と戦う殺し屋として任務を全うすることとなる。
悲惨すぎる運命をたどった主人公であり、救いようがない主人公の姿を見てファンたちは、「悲しすぎる」「それでも頑張る彼女の姿に泣ける」などの言葉を寄せている。
■4.清太
清太は『火垂るの墓』に登場する14歳の青年だ。妹思いの優しい性格で、4歳の節子と行動を共にする。幼い妹を守りながら、必死に生きようとする清太の姿が印象的だ。
なんとか兄妹協力して生活をするのだが、最終的には妹の節子が息を引き取り、その後に主人公である清太も三ノ宮駅構内で力尽きてしまう。
悲惨な結末を迎える清太だが、一部ファンの間では「なぜ働かなかったのか?」「清太はクズ」など、主人公の清太を非難する声があがっている。