【5】音声処理技術を確認
動画配信サービスは高音質な立体音響にも対応しています。もし、マルチチャンネルに対応したスピーカーシステムが自宅にあれば、映画館のような迫力あるサウンドを楽しむことができます。
そこでチェックしておきたいのが「Dolby Audio」と「Dolby Atmos」です。これらは、いずれもデジタル音声圧縮技術を開発するドルビーラボラトリーズ社の技術です。
Dolby Audioは映画館のような迫力ある音響システムのことで、具体的には5.1ch~9.1サラウンドに対応していることを示しています。たとえば、5.1chサラウンドを楽しむには前後に5つのスピーカー(5ch)+低重音のサブウーファー(0.1ch)が必要になります。
これに対し「Dolby Atmos」は、上下にもスピーカーを配置して5.1chサラウンドよりも立体的で臨場感のある音響を楽しめる最新技術となります。
なお、Dolby Atmosに対応している機種なら、それはDolby Audioにも対応していることを意味しますので、音響にこだわる人なら確認してきましょう。


【6】HDMI入力端子の数を確認
BDレコーダーやゲーム機などを多数利用している人は、HDMI入力端子の数に注意しましょう。
HDMI端子の数は機種によって異なります。大型モデルにはHDMI端子が4ポート搭載した製品もあり、ゲーム機やBDレコーダー、パソコンなどを常時接続しておきたい人にとっては重要なポイントになります。
基本的に下位モデルや小型モデルになれば、HDMI端子数も少なくなるので注意しましょう。

【7】Google TVへの対応を確認
ほとんどのチューナーレステレビは「Android TV」を採用しており、ネットを利用した動画共有サービスが簡単に利用できます。
しかし、なかには「Google TV」に対応したモデルもありますが、この2つは何がどう違うのでしょうか?
そもそも、Android TVはテレビで動画共有サービスを利用できるようにするOSのことです。これらは、スマホのAndroid OSがベースになっており、さまざまアプリを検索して入手できるほか、音声検索サービスも利用可能です。
これに対しGoogle TVは、Android TV向けの新しいホーム画面のこと。具体的にはGoogle PlayストアとGoogle Playムービーの機能を統合したもので、ザックリ言えばGoogle TVもAndroid TVの一種になります。
Google TVのほうがGUIが新しく機能的には優れている部分もありますが、動画共有サービスを利用するという観点では、どちらを採用しているかは、さほど気にする必要はないでしょう。

ちなみに、Android TV搭載スマートテレビの多くは「Chromecast built-in」に対応しています。
これはGoogleのキャストデバイス「Chromecast」機能を内蔵していることを示しており、対応機種ならAndroidスマホの画面をそのままテレビに表示(ミラーリング)することが可能となっています。

まとめ
いかがでしょうか? NHKの受信料を支払わなくてもいいチューナーレステレビですが、機種によって微妙に性能や機能が異なっています。
今回紹介した7つのポイントをチェックして、自分のライフスタイルにピッタリな機種を選んでください。
文・すずきあきら/提供元・オトナライフ
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