【3】対応する動画配信サービスを確認

チューナーレステレビは、基本的にどの機種もAndroid TVを搭載しています。そのため、アプリをGoogleからダウンロード&インストールすれば、ほとんどの動画共有サービスが利用可能になります。

たとえば、代表的な動画共有サービスであるYouTube、Netflix、Amazonプライム・ビデオ、Hulu、U-NEXT、TVer、Abema、GYAO!、FOD、Disney+、DAZNなどは、どの機種でも対応しています。

もちろん、有料サービスは別途契約が必要になり、それぞれのサービスごとに月額利用料やコンテンツ購入費用などを支払うことになります。すでに契約しているときは、ログインIDとパスワードを準備しておきましょう。

もし、マイナーな動画・音楽配信サービスを利用したい場合は、一応メーカーの公式サイトで対応状況を確認しておきましょう。

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(画像=こちらがAndroid TVの画面。必要な動画配信サービスのアプリを検索して、スマホのようにGoogleからダウンロード&インストールすることができる(画像はゲオオンラインから転載),『オトナライフ』より 引用)

【4】画像処理技術を確認

テレビの画質にこだわるなら、映像処理技術にも注目しましょう。とくに「Dolby Vision」や「HDR10」に対応しているかは重要です。

まず「HDR」は“High Dynamic Range”の略で、画像の明暗をより広いレンジで表現できる標準的な技術のこと。「Dolby Vision」もほぼ同じような技術ですが、HDR10より高画質だと覚えておけばいいでしょう。

たとえば、動画配信サービスの「Disny+」などではHDR10とDolby Visionの両方に対応していますので、チューナーレステレビ側もこれに対応していれば、より高画質な映像を楽しめます。

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(画像=HDR10やDolby Visionに対応する機種なら、従来より画像の明暗や色調のグラデーションが自然に美しく表現できる(画像はORION公式サイトより転載),『オトナライフ』より 引用)

アクション映画やスポーツ中継を楽しむなら、フレーム補正技術にも注目しましょう。「MEMC」は“Motion Estimation Motion Compensation”の略で、速い動きを予測して前後のフレームから映像を補完し、残像感を少なくする技術です。

また、HDMIケーブルで入力された映像は「ALLM(Audio Low Latency Mode)」情報に基づき、低遅延モードと高画質モードを自動的に切り替えられます。ALLMに対応する機種なら、動きの激しいゲームなどは自動的に低遅延モードになって快適にプレイできます。

スポーツ中継やアクションゲームを楽しむなら、このような映像技術に対応しているか、事前に調べてみるといいでしょう。

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(画像=MEMCは、動きの速い映像を補完して残像感が少ない映像に処理する技術。(画像はORION公式サイトより転載) ,『オトナライフ』より 引用)
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(画像=ALLMとはHDMIケーブルの情報に連動して、動きの激しい映像なら自動的に低レイテンシーモードに切り替える技術のこと。ゲーム好きな人は要チェック(画像はORION公式サイトより転載),『オトナライフ』より 引用)