グループD順位予想
- 1位:フランス
- 2位:デンマーク
- 3位:オーストラリア
- 4位:チュニジア
グループDでは、W杯連覇を狙う「レ・ブルー」フランス、若手の躍動が止まらないデンマーク、W杯5大会連続出場のオーストラリア、守備陣の仕上がりが良いチュニジアが競う。
今大会も優勝候補筆頭であるレ・ブルー(フランス代表の愛称)は、各ポジションにスター選手が揃う。MFエンゴロ・カンテ(チェルシー)とMFポール・ポグバ(ユベントス)を怪我で欠くも全く不安を感じさせないメンバーである。唯一の敵はジンクスであろう。1998年のフランスW杯以降、2006年のブラジルW杯を除いて「優勝チームは次の大会でグループリーグ敗退する」という不吉なジンクスがある。しかしながら今ヨーロッパ予選を9勝1敗、失点数3で突破した力は間違いない。
デンマークは、GKカスパー・シュマイケル(ニース)を中心とした守備陣に加え、MFクリスティアン・エリクセン(マンチェスター・ユナイテッド)が率いる攻撃陣も威力抜群である。大陸間プレーオフを経て出場を決めたオーストラリアは、過去W杯5大会出場するもグループリーグ突破は1度のみ。まずは1勝を目指す。
中東でプレーする選手を中心にチーム構築を進めているチュニジアは、世界的なスター選手がいるわけではないが、組織された守備陣は有効だ。W杯アフリカ予選での通算失点数は4と、マリに次いで2番目に少ない失点数であった。その守備陣がどこまで奮闘できるかが勝敗を分けるだろう。