グループB順位予想
- 1位:イングランド
- 2位:アメリカ
- 3位:ウェールズ
- 4位:イラン
グループBでは、1966年以来のW杯優勝を狙う「スリーライオンズ」イングランド、ベスト8を目指すアメリカ、アジア予選で韓国を退け首位突破したイラン、64年ぶりの出場となるウェールズが競う。
イングランドの大本命は譲らずの形であろう。今大会に向けたチームの特徴は攻守にバランスが取れている点である。W杯ヨーロッパ予選では10試合で得点39、失点はわずか3であった。また、ウェールズとの英国ダービーも注目である。
アメリカはMFクリスティアン・プリシッチ(チェルシー)やDFセルジーニョ・デスト(ミラン)等の若手に注目が集まる。世代交代に成功したチームはまだまだ成長途中であり、大会中に大化けする可能性があるだろう。
ウェールズはMFアーロン・ラムジー(ニース)やFWガレス・ベイル(ロサンゼルス)の攻撃陣がどこまで力を発揮できるかでグループリーグ突破が見えてくる。イランは、まず1勝することが目標となるだろう。
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グループC順位予想
- 1位:アルゼンチン
- 2位:ポーランド
- 3位:メキシコ
- 4位:サウジアラビア
グループCでは、最後のW杯でFWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)の悲願達成なるかのアルゼンチン、北中米の雄メキシコ、W杯初優勝を目指すポーランド、アジア予選で日本を上回ったサウジアラビアが競う。
グループCが「死のグループ」であることは間違いない。どの国がグループリーグを突破したとしても、全くサプライズではない。各国ともに実力揃いの選手たちが集まっている。
36年ぶり3度目のW杯タイトル達成にむけて、アルゼンチンは南米予選を負け無しで通過。自慢の攻撃陣は成熟期を迎え、準備万端である。35歳のメッシにとっては悲願のW杯初タイトル。ラストチャレンジとなる今大会はどのような結末となるか。
エースのFWロベルト・レバンドフスキ(バルセロナ)率いるポーランドは、攻撃陣に注目が集まるが守備陣も豪華選手が揃っている。サンプドリアで日本代表DF吉田麻也とコンビを組んだDFバルトシュ・ベレシンスキや、大型センターのDFヤン・ヘドナレク(アストン・ビラ)、最後尾にはGKボイチェフ・シュチェスニー(ユベントス)が構える。
メキシコの支柱MFアンドレス・グアルダード(レアル・ベティス)はゲーム内外でチームを支える。そんな司令塔も今大会を最後に代表引退を決断した。残るはFWラウル・ヒメネス(ウルバーハンプトン・ワンダラーズ)が全盛期までコンディションを回復できれば、グループリーグ突破がみえてくる。
黄金期の終わりから、チームが再編され輝きを取り戻しつつあるグリーンファルコンズ(サウジアラビア代表の愛称)。注目はディフェンスの要DFアブドゥレラー・アル・アムリ(アル・ナスル)だ。この選手がメッシやレバンドフスキを止めることで、グループリーグ突破が見えてくる。若干25歳でサウジアラビアリーグでプレーしていることもあり世界的な注目は少ないが、間違いなく今後注目を浴びるスター候補である。
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