意識しておきたい釣り方のコツ
ラインを張った状態を維持する
![サワラのシーズンはいつ?地域によって旬の時期が違う!?釣り方のコツも解説](https://cdn.moneytimes.jp/600/389/EtHYwOatPORnjJSjGRepECmutzzhGGSe/64ec5839-224f-43fc-9502-32dffa7a8202.jpg)
旬を迎えたサワラを釣るためには、釣り方のコツを確認しておくことが大切です。サワラは大物になるほどに釣るのが難しくなりますので、基本的なテクニックを習得していなければ食いつきがあったとしても逃げしてしまう可能性があります。
まずは、キャスティング後のラインは張った状態にすることを意識してください。通常、キャスティング後はルアーを動かすためにラインを緩めますが、サワラ釣りの場合は例外です。
ラインの緩みが大きいとブレイクの確率が上がる
ラインがたわんだ状態が続いていると、当たりがあった際にルアーが飲まれ、ラインブレイクの確率が上がります。せっかく当たりがあってもラインが切れては意味がありませんので、当たりを感じた時にすぐ反応できるようラインは張った状態にするのがポイントです。
そのため、ラインをたわませながら魚へ向けたアクションを作るジグよりも、キャスティングして巻くだけの動作に使えるジグミノーが役立ちます。
一定のリズムでアクションをかける
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ラインを適度に張りつつ、アクションをかけながらサワラを狙う際には一定のリズムを心がけるようにしてください。青魚の場合、上下に細かく動かしてから大きく動かすアクションを取り入れることもありますが、サワラの場合は避けた方がよいでしょう。
変則的なアクションをかけることでサワラが食いついた時のミスバイトの確率が上がり、ルアーではなくリーダーを噛まれることがあります。特に巻く際の速度が緩いとミスバイトが起きやすくなるため注意が必要です。
釣竿を反対方向に引かない
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当たりが出た際は、釣竿をサワラの口と反対の方向に向けないことも重要なポイントです。例えば、釣れたサワラが左方向へ泳ごうとした場合、サワラの位置を戻すために右側へ釣竿を動かさないようにしてください。
サワラが泳ぐ方向と逆に釣竿を動かすことでリーダーに歯が当たり、ラインブレイクが起きる可能性が高まります。円を描くように釣竿を動かしつつサワラを誘導し、タモで捕獲するよう意識するとよいでしょう。
釣果を上げやすい時間帯
夜明けの時間帯がおすすめ
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サワラ釣りを満喫するためには、釣る時間帯にもこだわることが大切です。一般的に、夜明け前から夜明け後の1時間が釣りに最適と言われています。サワラに限らず、さまざまな魚の動きが活発になりますので釣果を上げやすいでしょう。
この時間帯に魚が活性化する理由として挙げられるのが、プランクトンです。光合成を目的に海面へ上がったプランクトンを狙って多くの魚が活発化するため、夜明けには魚が釣れやすくなると考えられています。
日没の時間帯も釣りに最適
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夜明け前以外には、日没の時間帯もおすすめです。日没が訪れると夜行性のプランクトンが活発に動くようになり、それを狙った魚も集まりやすくなります。日没の前後1時間ほどと短い時間にはなりますが、集中的に釣りを行うことで大きな釣果を上げられるかもしれません。
夜や日中は釣果が上げにくい
一般的に、夜間や日中にサワラを釣る人は少ないと言われています。この時間帯はサワラの動きが鈍化するため、タックルやテクニックにこだわったとしても釣れない可能性の方が高いです。たくさん釣るためには、夜明けや日没を目安に釣りへ出かけるとよいでしょう。