竹田の魅力まとめ

いかがでしたか?

竹田城跡と、そこから見える風景、晩秋の雲海、宿場町、寺町、円山川沿いの土手ウォーキング・・・

旅人の心をざわざわさせる魅力に溢れた町 竹田。

実は正直言いますと「竹田城跡の取材」と聴いてもさほど心は沸き立ちませんでした。

「城跡って言っても天守閣は残ってなくて石垣だけなんでしょ?そんなの面白いのかなぁ」って。

しかし取材準備で情報を集めていく内に、石積みのプロ集団「穴太衆(あのうしゅう)」のことを知りました。

秀吉が、堅牢な城を築くために呼び集めた石垣を積むプロ集団「穴太衆」。

穴太衆の石垣造りは「野面積み技法」といって自然石をそのまま積み上げる方法です。

穴太衆の石工の言葉です。

「石の声を聴き、石の行きたいところに置いていった」     

これにやられました。。。

石垣造りのプロ集団 穴太衆が石の声を聴き、石の行きたいところに置いていった石垣が500年以上経った今も存在している。この凄さ。

竹田城跡から見渡す景色、下に見える家並みは当時とは変わったと思いますが、連なる山々、雲海、空の色、雲の形は、戦国時代に生きぬいた武将たちが見ていた景色と変わらないでしょう。「彼らも、この風景を眺めていたのか・・・」そう思うと、深い感慨に包まれます。

時代に翻弄され、歴史を見つめ続けてきた美しき強き天空の城「竹田城」。

あなたもこの地に足を置き、当時の人たちと同じ風景を目に焼きつけてみませんか?

文・写真・シンジーノ/提供元・たびこふれ

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