風情ある宿場町
今も宿場町の趣を感じさせる竹田の町のメインストリートです。特に早朝歩くと気持ちいいのでおすすめです。

播磨から但馬、丹波をつなぐ交通の要衝だったため、往時はかなり賑わったようです。

宿場町の街道によく見られるS字クランクです。

観光地として有名になった後は、新しくオープンしたお店も増えてきたようです。

ただ、お土産屋さんがずらりと並ぶ、というほどではなく、昔の町並みがいい感じで残っています。


昔の酒蔵をホテルに改造している宿もあります。


ご飯を食べられるお店が至るところにある、とは言い難いので、できれば事前に調べて予約しておいた方が安心です。コロナ禍以降、臨時休業も多いようです。コンビニも駅から1km離れた国道沿いにしかありません。
武家屋敷のあった寺町通り
但馬街道を少し入ったところに、竹田で一番古いと言われている橋があります。

旧宿場町の街道とJR線路を挟んで平行に走る道が寺町通りです。ここは昔、武家屋敷があったと言われる通りで歴代藩主の菩提を弔う4つのお寺があります。


立派な鯉が優雅に泳いでいました。川の水も澄んでとてもきれいでした。

浄土真宗本願寺派。1334年開創。火災で焼失し、1652年にこの地へ移転。竹田城主の赤松家家臣だった平位善右衛門が再建時に、廃城した城跡の残存物や自邸を寄贈したと伝わる。

浄土真宗大谷派。1594年開創。1610年に火事で消失し、同年この地へ移転。境内には初代竹田城主太田垣光景公の供養塔がある。

常光寺の石橋は1707年に掛けられ、寺町通りで一番古い橋だそうです。

浄土真宗本願寺派。1587年開創。竹田城廃城後、赤松家家臣 平位善右衛門の屋敷跡とされるこの地へ移転。境内には9代城主である桑山重晴の長男夫婦の供養塔がある。

浄土宗知恩院派。1578年開創。竹田城廃城後の1606年、最後の城主である赤松広秀の居住地だったこの地へ移転。境内には赤松広秀公の供養塔がある。


