雪中キャンプをする際には、きちんとしたやり方を覚えて安全を確保することが大切です。そこで、本記事では雪中キャンプのやり方を紹介します。必須の装備や気をつけることについても解説しますので、雪中キャンプに挑戦してみたい方は参考にしてみてください。

雪中キャンプが人気!

静けさを楽しめる雪中キャンプ

【保存版】雪中キャンプのやり方ガイド。必須の装備や気をつけることも徹底解説!
pixabayロゴPhoto byThree-shots(画像=『暮らし〜の』より 引用)

キャンプは春から秋に行うイメージがありますが、実は冬の雪中キャンプも密かな人気を集めています。オフシーズンだからこそ人が少なく、静けさを楽しめるのは雪中キャンプならではの魅力でしょう。喧騒から離れて、のんびり過ごしたい時は雪中キャンプをしてみませんか。

雪中キャンプのやり方をチェックしよう

雪中キャンプは、テント設営や防寒対策といった基本のやり方を把握しておくことで快適に過ごせるようになります。そこで、本記事では雪中キャンプのやり方についてまとめました。必須の装備なども紹介しますので、ぜひ役立ててみてください。

テント設営のやり方

雪をならす

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通常のテント設営と同様に、雪中キャンプでもなるべく平らな場所を選びます。設営に最適な場所を決めたら、雪を足でならしてください。

そのままの状態でテントを設営すると、後から体重の重みでテントの床が沈み、デコボコになってしまいます。あらかじめしっかり雪ならしておけば床の沈み込みは防げますので、事前の準備をしっかり行っておくのがポイントです。

地面を露出させてペグダウン

インナーテントを広げてからフレームを組み立て、フライシートをかぶせた後にペグダウンを始めます。ここで注意しておきたいのが、雪に直接ペグを打たないということです。雪にペグを打ち込むと次第に雪の中へと沈んでいき、テントが倒れる原因になります。

まずはシャベルなどで雪を掘り、地面を露出させてからペグを打ち込むのが設営の基本です。もし、雪が深くて地面が出てこない場合は、ペグを紐で結んで十字形にした後、雪の中に埋め込んでから踏み固めてください。

防水スプレーをかける

テントを立てた後は、全体に防水スプレーを吹きかけておきましょう。こうしておけば防水スプレー吹きかけておくと雪が積もりにくくなり、結露も防ぎやすくなあります。また、雪中キャンプでは寒さでファスナーについた結露の水滴が凍り、開かなくなることもあるので、ファスナー部分にも防水スプレーをしっかり吹き付け、凍結を防ぐようにしてください。

スカートは内部に折り返して固定

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テントにスカートがついている場合は、内側に折り畳み、周りの雪をならて固定してください。通常、スカートは雨が入り込むのを防ぐために外側に出しておきますが、雪中キャンプでは内側に折り畳むことで冷気が入るのを防ぐことができます。