サイドバック

  • 菅原由勢(AZアルクマール)
  • 小池龍太(横浜F・マリノス)
  • 小川諒也(ヴィトーリア)
  • 山原怜音(清水エスパルス)

SBは4人。菅原由勢(アルクマール)はオランダリーグで能力の高さを証明し続けており、高い攻撃力を発揮しながら守備面も向上。22歳の若さも魅力だ。小池龍太(横浜FM)はサッカーIQの高さが魅力で、流れの中で中央にポジションを取りながら攻撃を活性化。J1優勝チームの中で欠かせない戦力であり、国際舞台でも活躍できる。小川諒也(ヴィトーリア)は荒削りな部分を残すが、スケールの大きなサイドバックとして魅力タップリ。山原怜音(清水)は今季が大卒1年目だが、チームがJ2降格の憂き目にあった中でも重心の低いドリブルと高精度の左足で多くのチャンスを演出。代表レベルの実力がある。


ウエスカ MF橋本拳人 写真:Getty Images

ディフェンシングハーフ

  • 橋本拳人(ウエスカ)
  • 橘田健人(川崎フロンターレ)
  • 川辺駿(グラスホッパー・クラブ・チューリッヒ)

中盤は計7人を選び、ボランチとしては3人を計算。橋本拳人(ウエスカ)は森保ジャパンでも実力を証明済み。堅実なプレーで中盤を支えることができ、最近は縦への推進力も目立つようになった。現在29歳。脂が乗っている。橘田健人(川崎)は体格には恵まれていないが、豊富な運動量と優れたボール奪取能力で中盤を幅広くカバー。アンカーとしての能力は非常に高い。川辺駿(グラスホッパー)は現在27歳。スイスの名門チームで不可欠な存在になっており、成績的にも今季14試合出場で6ゴール4アシストは特筆すべきもの。旬な選手であり、攻守に貢献できる存在だ。CBで選出した岩田をボランチで起用することもできる。

セルティック MF旗手怜央 写真:Getty Images

オフェンシブハーフ

  • 森岡亮太(シャルルロワ)
  • 藤本寛也(ジル・ヴィセンテ)
  • 旗手怜央(セルティック)
  • 原口元気(ウニオン・ベルリン)

攻撃的な中盤は4人。森岡亮太(シャルルロワ)は高い技術と攻撃センスを武器にベルギーで結果を残し続けている。代表未招集が続くが、必殺のスルーパスで局面を打開できる能力は活かしたいところ。現在23歳の藤本寛也(ジル・ヴィセンテ)はポルトガルで10番を背負って奮闘中。センス溢れる左足を代表レベルで試したい。旗手怜央(セルティック)は海外移籍後も能力の高さを示し、欧州CLの舞台でも印象的なプレーを披露。W杯の舞台に立つべき選手だ。そして原口元気(ウニオン・ベルリン)は常に日本のために戦える男。もちろん技術、戦術眼も高いレベルにあり、様々なポジションに対応できる万能性でもチームに貢献できる。


川崎フロンターレ FW家長昭博 写真:Getty Images