目次
ストリンガー使い方手順2【魚をフックに固定する】
ストリンガー使い方手順3【魚を水中に投入する】
ストリンガー使い方手順2【魚をフックに固定する】
係留ロープを固定したら、魚をフックに固定する作業に入ります。まず、現時点で係留ロープの最先端にあるフックをオープンします。
フックのオープン方法は、ストリンガーによって異なりますが、一般的な60cm未満の魚に使用するストリンガーは、金属の接合部にバネが被さっており、バネを指で押し下げることによってフックをオープンする「スプリング式」のものがほとんどです。
次に、フックの先端部を魚の下あごの硬い部分に刺し、しっかりと貫通させます。エラブタからフックの先端部を入れ、口から出している釣り人もいらっしゃいますが、エラは魚が呼吸をするために不可欠な気管であり、万が一エラを傷付けると、魚が血を吐いて死んでしまう恐れがあるため、エラブタから口に掛けてフックを通す方法はおすすめできません。
最後に、フックをオープンした時と逆の要領で、フックをクローズさせます。
ストリンガー使い方手順3【魚を水中に投入する】
魚をフックに固定したら、魚を水中に投入する作業に入ります。まず、魚を固定したフック以外のフックを、係留ロープを固定している部分の付近まで移動させます。
万が一、魚を固定したフック以外のフックが水中に入ってしまうと、次回魚をフックに固定する際に、魚を水中から引き上げてフックを回収する必要が生じ、魚を弱らせる原因になります。あとは、魚を静かに水面に投入するだけです。
この時、水面に体をたたき付けるように魚を投入してしまうと、魚が弱ってしまいますので、足元から水面までの高さが高い釣り場では、特に注意が必要です。2匹目以降は、手順1以外の作業で、フックへの魚の固定と魚の投入を行います。