目次
和歌山のホテル
まとめ

和歌山のホテル

今回のツアーでは「ホテル&リゾーツみなべ」と「ホテル&リゾーツ串本」というホテルに泊まりました。

この2つは同系列ホテルで、仕様や雰囲気がとてもよく似ていて、超豪華ホテルというわけではありませんが、快適に過ごすことができました。

この記事では「ホテル&リゾーツ串本」をご紹介したいと思います。

続いてお部屋はこんな感じでした。

海を臨む高台に建つ解放感満点のホテルです。高台なので、近辺にコンビニとかスーパーは近くにないのがやや残念ですが、その分旅行気分を満喫できました。お風呂は温泉です。そしてここのホテルの魅力のひとつがこちら!

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=『たびこふれ』より引用)

串本は「日本の朝日100選」に選ばれています。お部屋や露天風呂から見える朝日は絶景です。この日は雲も厚めで、やや霞んでいましたが、しっかり見えました。

ホテル&リゾーツ串本で感心したのが、朝食の充実度です。ホテルの朝食はだいたいどこも似たようなメニューになると思いますが、ここのホテルは地元の名物を揃えており、朝からたっぷり楽しめました。

このホテルならではの珍しいメニューをいくつかご紹介しましょう(メニューは季節により変わります。)

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=<しょらさん汁>、『たびこふれ』より引用)

しょらさんとは、串本の方言で「大切な人」という意味。魚のつみれが入った漁師風汁です。

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=『たびこふれ』より引用)

魚のすり身もあっさりしていて、朝の胃に優しい味でした。

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=<のっけ丼>、『たびこふれ』より引用)

串本の名物である鰹の胡麻だれ和え、たらこ、とびっこ(トビウオの卵に味付けしたもの)、漬物などを自分の好きなだけのっけて食べる丼です。朝からなんと豪華版!

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=<鰹茶漬け>、『たびこふれ』より引用)

のっけ丼の鰹はダシをかけてお茶漬けでも食べられます。

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=<梅まだいしゃぶしゃぶ>、『たびこふれ』より引用)

「えっ、これ夕食メニューじゃないの?」真鯛のしゃぶしゃぶですよ。これも好きなだけ食べることができます。

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=<和歌山ラーメン>、『たびこふれ』より引用)

和歌山といえばラーメンも名物ですよね。自分で麺をゆがいて具を乗せてスープをかけて作る。あ~楽し!

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=<しらすおろし>、『たびこふれ』より引用)

串本は、しらすも有名です。しらすおろしって、小鉢にちょこっとしか盛られていないことが多いですが、ここでは好きなだけ取り放題です。

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=<しらすおろしも食べ放題!>、『たびこふれ』より引用)
どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=『たびこふれ』より引用)

名物以外にも野菜中心の身体に優しいメニューが並びます。昨日の夕食、食べ過ぎなければよかった~。

左上かられんこんの梅和え、れんこんとゴボウの煮物、梅ひじきおにぎり(これも絶品!)、枝豆とオクラの和え物、牛すじ煮、茄子、たくあん。

【ツアー中の食事の様子】

ホテルの夕食会場の様子です。

そしていただいた夕食がこちら。

団体ツアーはテーブルに端から詰めて他のお客さんとも同席でやや窮屈な印象を持っていました。

でもコロナ対策で三密を避け、他のお客さんと重ならないように配置されていたため、気をつかわないでゆったり食べることができます。

1人参加者は1人席で食べられます。そう考えると、ツアー中は移動と観光以外は個人旅行とあまり変わらないといえます。昼食会場も同様でした。

今後コロナ対策が変わることによって変更されることがあるかもしれませんが、これは1人参加者にはとてもありがたかったですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。

和歌山の魅力の一端が伝わりましたか?

  • 果物、魚など食が豊かな和歌山
  • どこか懐かしい心休まる和歌山
  • 開発されすぎず、自然と日本の良さが残っている和歌山

実際訪れてみると、和歌山はとても素敵なところでした。

和歌山の人たちは自己主張が強くないので、PR下手という面もあったかもしれません。しかしその分、観光地ずれしたどこかの県にはない、素朴で誠実で温かい和歌山の良さが今も確かに在るように感じました。

めはり寿司のように、決して派手ではないけれど、塩梅が絶妙で飽きずに食べられる身体に優しい味。

和歌山をひと言で表すとしたら「めはり寿司」かも笑

そして2004年に世界遺産に登録されてがぜん注目された熊野古道。私も名前とその存在は知っていましたが、実際訪れてみて「知らなかった。。。」ということがたくさんありました。

NHK大河ドラマに出ているあの後白河法皇や後鳥羽上皇が歩いた道を今、私は歩いている、と思うと感慨もひとしおです。

今のように優れた登山靴も山登り装備もない時代、草履や草鞋などであの山道を歩いたかと思うとその大変さと、そうまでして浄土への道を目指した人々の思いが偲ばれます。

どこか懐かしい 和歌山県の魅力。旅行するならバスツアーがおすすめ!
(画像=<平安時代の衣装一例>、『たびこふれ』より引用)

和歌山の魅力は、まだまだ知られていないと思います。

現代人にとっての癒しと、心のリセットができる場所。

古の日本と自然が残り、素朴で美しい和歌山へぜひ訪れてみてください。

和歌山へ旅行する時は、バスツアーがおすすめです。

ガイドさんが面白いお話を聴かせてくれながら、あなたの旅を彩ってくれることでしょう。

文・写真・シンジーノ/提供元・たびこふれ

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