最後に

【新潟県上越市】知的好奇心とお腹を満たすおとな旅のすすめ。
(画像=『たびこふれ』より引用)

最後は、新幹線旅のお楽しみ「居酒屋 新幹線」(という名の一人飲みです)。いただいたのは、バスガイドさんから教えてもらった新潟限定ビイル「サッポロビール 風味爽快ニシテ」。

サッポロビールの生みの親は、新潟県人だった。
与板町(現在の長岡市)出身の中川清兵衛は、日本人で初めて本場ドイツで醸造技術を学んだ後、明治9年に開業した開拓使麦酒醸造所(サッポトビールの前身)でビールを完成させました。「風味爽快ニシテ」はその味を表現した当時の広告文。先人を生んだ新潟への感謝を込めて醸造した、「風味爽快」な飲み口のビールです。【缶に書かれた説明文より引用】

新潟出身者にはビールにゆかりが深い方が多いそうです。サッポロビールの中川清兵衛(なかがわせいべい)、アサヒビール創業者の外山脩造(とやましゅうぞう/長岡出身)、そして"キリンの天皇"と呼ばれたキリンビールの本山 英世(もとやま ひでよ/新潟出身)です。

今も残る町家や雁木づくり、昔から続く酒造、受け継がれたバテンレースで歴史を感じ、そして日本ワインの父、日本のスキー発祥の地、サッポロビールの生みの親など、いろいろな始まりにも出会えた旅になりました。

ぜひみなさんも上越に訪れて、歴史と美味しいものに触れる旅を楽しんでくださいね。

文・写真・よしだようこ/提供元・たびこふれ

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