本日のお宿はホテルうのはま

本日のお宿は、ホテルうのはま。2021年7月にリニューアルオープンしたばかりだそうです。


お宿に着いたら、まずは温泉に浸かりたい・・。ということで、食事の前にお風呂へGo!


タイミング良く、誰も入っていなかったので、貸切風呂状態でした。(ラッキー!)
サッパリ&しっとりした後は、お待ちかねの夕食タイム♪

さすがは海鮮の宿。お刺身はもちろん、ズワイ蟹に鯛にお鍋に、美味しいものが盛りだくさん!やはり旅の醍醐味はグルメですよね。

このあと、焼ホタテ、土瓶蒸し、お蕎麦などなど・・・次々に平らげて、もうお腹いっぱい!!
ごちそうさまでした。(もうお風呂にも入ったし、あとは寝るだけ・・・笑)

おはようございます!ぐっすり眠って、すっきり起きました。
朝食まで時間があったので、小雨の降る中、ホテルの周りをぶらり散歩。
何かで見た「人魚の像」が気になっていたので、そこまで歩いてみようと思いましたが、場所がよくわからず・・・。看板を見つけた「人魚伝説公園」に行ってみました。

人魚塚伝説之碑がありました。

こんな伝説があったのですね。

日本海はそれほど荒れていなかったものの、天気がよければキレイだったのになぁ・・。少し残念でしたが、きっと「またおいで!」というメッセージだと思うことにしました。

ひと運動したあとは、ホテルに戻って、しっかり朝ごはんをいただいたら、出発です!
海鮮の宿 ホテルうのはま
- 住所:新潟県上越市大潟区雁子浜304
- TEL:025-520-9811
高田の街をぶらり散策

高田駅から街歩きができると聞いて、ぶらり散策してみました。
町家交流館 高田小町

高田小町は、明治時代に建築された町家・旧小妻屋を再生・活用した交流施設です。

吹抜けや土蔵(高田の町家の特徴)を見学できるほか、ギャラリーや和室、ホールを借りることもできる施設です。


多目的ホールでは、ちょうど町の方が集まって交流されていました。近所にこんな素敵な施設があったら助かりますね。
▼町家交流館高田小町
- 住所:新潟県上越市本町6丁目3番4号
- TEL:025-526-8103
- 開館時間:9:00~22:00 ※夜間の貸館利用がない場合は閉館時間が早まります
- 休館日:第4月曜日(休日の場合は翌日)、12月29日~翌年1月3日
- アクセス:高田駅から徒歩10分
高田世界館

1911年にオープンした高田世界館は、現役としては最古の映画館。もともと、芝居小屋から始まっていて、当時は畳敷きの小屋に靴を脱いであがるスタイルだったそうです。
当時の建物が残っているのは、高田地区ではこの高田世界館と陸軍司令官の邸宅だけとのこと。木造建築に、畳となんちゃって洋式建築。和洋折衷な建物は、なんとも言えないノスタルジーを感じます。

映画が上映されていない時間には、館内の見学(入館料500円)ができ、ガイド付き見学ツアー(1人700円)も不定期で開催されています。

建物はもちろん、天井も椅子もレトロな雰囲気には味があって、またまたタイムスリップしたような気分になりました。


▼高田世界館
- 住所:新潟県上越市本町6-4-21
- TEL:025-520-7626 (火曜定休)
- アクセス:高田駅から徒歩約10分
旧今井染物屋

続いてやってきたのは、江戸時代末期に建てられた旧今井染物屋。上越市に現存する中で、一番古くて一番大きな町家だそうです。この地域の建物は「雁木(がんぎ)造り」が特徴で、町家の庇(ひさし)などを長く張り出し、雪が多い時期も、通行ができるようになっていました。雪の多い土地ならではの知恵ですね。建物の梁が当時のまま残っていることもあり、建築関係者の見学が多いとか。
町家づくり(長屋)は、間口が小さく、奥行が深くなっています。間口の広さで税金が決まっていたため、入り口を小さく造っていたそうです。

高いところに、明かり取りの窓があり、玄関は土間になっています。


家の中に蔵があるのも珍しかったです。


バテンレースが展示されていました。
バテンレースとは、糸を幅1センチ程のテープ状に編んだ「ブレード」と呼ばれる縁飾りを、型紙のデザインに沿って組み合わせ、その内側にかがり縫いで模様を施すレース製品です。ここ高田で約130年続いてきた風土産業ですが、現在も制作を続けているのは「吉田バテンレース」のみになっているそうです。

▼旧今井染物屋
- 住所:新潟上越市大町5丁目5番7号
- TEL:025-520-9788
- 開館時間:10:00~17:00
- 休館日: 月曜日(休日の場合は翌日)、休日の翌日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)
- アクセス:高田駅から徒歩約10分
武蔵野酒造

次に訪れた武蔵野酒造は、江戸時代から続く造り酒屋です。
武蔵野といえば関東のイメージが強いですが、「野見尽くされぬ程、広大な平野」という意味があることから転じて、「飲み尽くされぬほど大きな杯」と言う意味も持つそうです。
武蔵野酒造の看板商品はスキー正宗。"スキー"という言葉が使われているのが、なんともハイカラで面白い!大正時代までは「越山正宗」という名前で販売されていたものを、昭和2年に改称したそうです。
日本スキーの発祥の地・高田は、当時スキー産業のメッカで、様々なものに"スキー"という名前を付けていたとか。(スキー飯、スキー唄、スキー踊り、スキー羊羹、スキー飴などなど。)

武蔵野酒造でも見学させていただきました。365日酒造りができる施設になっていて、蔵が「雪」「桜」「蓮」と名づけられていたのが印象的でした。(実に上越らしいですね!)
日本酒は"糖化"と"アルコール発酵"を同時に行う「並行複発酵」で作られます。これは世界でも類をみない高度な醸造方法で、最大20度くらいまでアルコール度数を高くできるそうです。(ちなみに、ワインは単発酵、ビールは単行複発酵です。)
日本酒の色々をお勉強したあとは、お待ちかねの試飲タイム♪
無料で試飲できるのは2種類。有料(700円)で5〜6種類のお酒を試すことができます。

今回いただいたのは、こちらの2種類。
スキー正宗(1,150円)は、五百万石米を使用した本醸造のお酒です。食事との相性もよく、熱燗でもおいしくいただけます。
狼煙(NOROSHI/3,500円)は、山田錦を使用したお酒。大吟醸や純米などの特定名称酒が表記されていないのが特徴で、"今、飲んで欲しい酒"、"今、造りたい酒"を提案するもので、「日本酒業界にのろしを上げよう!」という意味を込めて名付けられたそうです。
どちらも美味しいお酒でしたが、NOROSHIのコンセプトと鮮やかな蒼い瓶がとても印象に残りました。一つのタンクで作られているので、200~300本の限定販売だそうです。また違うNOROSHIに出会ってみたいと思いました。
▼武蔵野酒造
- 住所:新潟県上越市西城町4-7-46
- TEL:025-523-2169
- アクセス:高田駅から徒歩10分
ランチは「軍ちゃん」で海鮮を♪

ランチは、海鮮丼(上)1,760円。なんと二段になっている豪華版です!

並べるとこんな感じです。テンションが上がりますね~!

お隣さんが食べていた漬け丼(1,210円)も美味しそうでした。途中でお出汁をかけて、だし茶漬けにできちゃいます!
お店には夜のメニューが張り出されていて、どの料理も魅力的。次回はぜひ夜に行ってみたいお店でした。
▼軍ちゃん 高田店
- 住所:新潟県上越市本町4‐1‐8
- TEL:0120-28-3950
- 営業時間:11:00〜14:00、17:00〜22:30(L.O22:00)

車窓から、ずっとずっと先まで続く蓮の葉が見えました。花が咲いたらキレイだろうなぁ・・。