目次
3. まず百舌鳥古墳群ビジターセンターへ
4. 職員さんに古墳の楽しみ方を聞いてみた
3. まず百舌鳥古墳群ビジターセンターへ

まずは、百舌鳥古墳群観光の起点となるビジターセンターを訪れました。ビジターセンターでは古墳群について学ぶことができるので、最初に訪れておきたい場所です。

ビジターセンターに入ると、開放的な空間の中にいくつもの展示品が見えます。古墳の歴史から古墳の役割、百舌鳥古墳群の基本的な概要までを幅広く学べるので、勉強になることがたくさんありました。

ビジターセンター内にある大仙公園観光案内所には、百舌鳥古墳群周辺のわかりやすい観光マップも用意されています。古墳だけを訪れて満足する方も多いそうですが、実は他にも観光スポットがたくさんあるのです。

歩きで回ると時間がかかるため、複数の観光スポットを訪れる場合は、車で訪れることをおすすめします。もしくは、ビジターセンター内の観光案内所でレンタサイクルをして周るのも良いでしょう。

ビジターセンターには、お土産屋さんも併設しています。堺名物の刃物からお菓子、雑貨までたくさんのお土産があり、家族や友人に買っていきたくなること間違いありません!

ビジターセンターでぜひ見て欲しいのが、超高精細な8K空撮映像を床や壁面に投影するシアターです。百舌鳥古墳群を上から眺めているような感覚を味わえます。また、古墳だけじゃなく堺の歴史や文化も紹介されているので、堺をもっと楽しめるようになりますよ。
百舌鳥古墳群ビジターセンターへのアクセス
- JR阪和線「百舌鳥駅」から西へ徒歩5分
- ビジターセンターから仁徳天皇陵古墳まで徒歩2分
- ビジターセンターから履中天皇陵古墳まで徒歩17分
4. 職員さんに古墳の楽しみ方を聞いてみた

今回の取材では、堺市役所世界遺産課の泉谷さんにお話を伺いました。
ー ずばり、百舌鳥古墳群はどのように楽しむのが良いでしょうか?
泉谷さん「百舌鳥古墳群に訪れても、仁徳天皇陵古墳しか訪れない方も多いです。ですが、百舌鳥エリアには東西南北4kmの範囲に多数の古墳が集まっているんです。せっかく百舌鳥古墳群に来たなら、ぜひ仁徳天皇陵古墳以外の古墳も訪れてみて欲しいですね。
古墳によって、形がきれいに残っていたり、墳丘の形がわかりやすかったりと個性があります。何ヵ所かの古墳を巡って、その違いを楽しんでみてください。個人的には、履中天皇陵古墳やニサンザイ古墳、いたすけ古墳にもぜひ訪れて欲しいです。