目次
スーツのアイロンかけ前のポイント【温度】
スーツのアイロンのかけ方【ジャケット】
スーツのアイロンかけ前のポイント【温度】
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スーツにアイロンをかけることで、シワを伸ばしたり、殺菌や消臭効果も期待できます。上手にアイロンをかけるためには、温度も重要になってきます。どのくらいの温度が適しているのか素材別に見ていきましょう。
素材別の設定温度
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アイロンをかける際に、設定温度を気にしてかけている方はどのくらいいるでしょうか。素材別によって設定温度を変える必要があります。
誤った設定温度で行ってしまうと、生地を傷めてしまうことにも繋がり、変に折り目がついてしまった場合なかなか元に戻すことができないといった状態になることもあるので注意が必要です。
逆に高でかけなくてはいけないところ、心配だからと中や低でかけた場合、シワを取りたいのに全く取れないといった状態になることもあるでしょう。
アイロンには「高・中・低」の3つのモードから切り替えることができます。綿や麻を使用している場合は高、ウールの場合は中、ナイロン・アクリルは低にして行うことが大切です。
スーツのアイロンのかけ方【ジャケット】
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平坦な面が多いとアイロンもかけやすいものですが、ジャケットの場合はしっかりまっすぐにできずに変な折り目がついてしまうといったこともあるでしょう。ジャケットのアイロンのかけ方をご紹介します。
ジャケットのアイロンがけの手順
ジャケットのアイロンがけには順番があります。まずは、肩から袖にかけてアイロンをかけていきましょう。手でシワを伸ばしながらなでるような感覚でかけていきます。
次に前身頃です。片面ずつ行い、この時優しく推すような形でアイロンをかけていきます。そして襟へと移っていきますが、襟は裏側からアイロンをかけることがポイントです。襟を裏返した状態でシワを伸ばしながらプレスしていきます。
裏側が終わったら襟を折り返して、形を整えるようにしましょう。最後は後見頃です。アイロン台に着せるような状態で置き、シワを伸ばしながらアイロンをかけていくことがポイントとなります。
ジャケットのアイロンのかけ方
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ジャケットのアイロンのかけ方は、優しくなでるようにプレスしていくのが基本です。芯があるところは片手で引っ張りながら優しくプレスしていきます。この時湿気がなくならないうちに素早くかけることが大切です。