キャンプといえば、テントを欠かすことはできません。一口にテントと言ってもその種類は様々で、スタイルによってスペースの広さなども異なりますが、ワンポールテントは設営もしやすく広い空間が使えます。今回は、ソロやファミリーにもお勧めできるワンポールテントをご紹介します。

目次
ワンポールテント(ティピーテント)の特徴
ワンポールテントの選び方ポイント

ワンポールテント(ティピーテント)の特徴

ワンポールテントおすすめ25選!ソロ・ファミリー別に人気モデルを厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

ワンポールテントというのは、名前の通りポールを1本使って設営する形式のテントになります。ティピーテントと呼ばれる事もあり、米国の先住民族であるインディアンの用いていた「ティッピー」と似ている事からそう呼ばれています。

テントの中心にポールを1本建てるという設計であるために非常に設営時の手間が少なくなります。また、設営した際の形状が三角形となり、内部の居住スペースにデッドスペースとなる部分ができにくくなるので、最大限広く使えます。

ワンポールテントおすすめ25選!ソロ・ファミリー別に人気モデルを厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

テントの重さとして比重が大きいポールですが、1本のみと最低限で済ませられるために、総重量が軽量になります。故に比較的軽量なワンポールテントが多く販売されていて、ソロキャンパーなどにとっては特に嬉しいポイントと言えるでしょう。

加えて、デザインに関しても高く評価されており、インディアンのスタイルを源流に持っている事からキャンプサイトでもお洒落に演出してくれるテントとして、初心者から上級者まで多くのキャンパーが使っているテントなのです。

ワンポールテントの選び方ポイント

ワンポールテントおすすめ25選!ソロ・ファミリー別に人気モデルを厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

内部空間が広く実用性をしっかりと備えていて、かつデザイン性にも優れ軽量で設営も簡単であるなど、多くの利点を備えているのがワンポールテントです。続いては、実際にワンポールテントを選ぶ際のポイントについてです。

選び方①フロアサイズ

ワンポールテントおすすめ25選!ソロ・ファミリー別に人気モデルを厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

まずは、フロアサイズです。内部の広さを表すフロアサイズですが、ワンポールに限らずテントには使用可能人数が記載されている事がほとんどで、基本的には使用する人数プラス1人分のサイズが基準とされています。

ワンポールテントにおいてもこの例外では無く、使用人数プラス一人分の余裕がある事で荷物を置いたり余裕を確保できます。ワンポールテントは広くはあるものの、端の方にはどうしてもデッドスペースができてしまうので、やや大きめを選べると安心です。

ソロキャンプで使用するのであれば、軽量かつコンパクトで積載性にも優れているソロ向けのテントをそのまま使っても良いでしょうが、一方でグループやファミリーでのキャンプでは3人~5人用の大きめのテントが選ばれやすいです。

選び方②防水加工

ワンポールテントおすすめ25選!ソロ・ファミリー別に人気モデルを厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

続いて、防水加工についてです。キャンプサイトは当然ながら自然の中であり、人が生活する場所と比べると天候の変化も比較的起こりやすいです。キャンプ中に急な雨が降ってくる可能性も、十分に考えられます。

よって、雨の火でも問題なくキャンプをしたいのならば、テントの防水加工の面にも目を向けるべきです。耐水圧が表記されており、数値が高くなっていればその分だけ防水性能に優れているのを表します。

水圧に関しては、500㎜なら小雨、1,000㎜なら普通の雨、1,500㎜だと強い雨に相当しますので、一般的な雨の対策が出来ているテントを選択したいのであれば、基準として最低でも1,000㎜以上の耐水圧を有するテントが必要です。

選び方③高さ

ワンポールテントおすすめ25選!ソロ・ファミリー別に人気モデルを厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

もう1つは、テント内部の高さです。ワンポールテントは設計の形式上天井も自然と高くなりますので、普通サイズのテントではかがまなければならない高身長の方でも、腰への負担は軽減され最適と言えます。

機能性を重視しているテントは、風邪の抵抗を減らしたりリビングスペースになる前室を確保するために、どうしてもテントの高さが低く設計されがちです。ですが、着替えや荷物の整理などを行うテントの作業で、内部の高さが確保されているのは大きな利点です。

ワンポールテントおすすめ25選!ソロ・ファミリー別に人気モデルを厳選紹介!
(画像=『工具男子』より引用)

一般的に市販のワンポールテントは、天井の高さが200㎝前後になっているものが多いです。人によってはワンポールの円錐状の形状により、圧迫感が気になる可能性もあるので、一軒大きく見えても中に入ってみると存外に狭い、というケースも考えられます。

よって、ワンポールテントを選ぶ際には高さが200㎝前後であるかを基準として考えれば、内部の余裕についてもある程度把握できると言えます。