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やりたい仕事が見つからない原因
やりたい仕事を探すときのポイント
やりたい仕事が見つからない原因

なかなかやりたい仕事が見つからないのは、自分の現状や将来の希望をよく分かっていないからかもしれません。またどのような仕事があるのか、仕事の種類を知らないためにやりたいことが見つからない場合もあります。
自己分析が足りていない
自分のことをよく知らない状態では、何がやりたいことか判断するのは難しいでしょう。「やりたい仕事が見つからない」と悩んでいるなら、まずは『自己分析』から始めます。
本当に好きなことは何か?絶対にやりたくないことは何か?と、一つずつ考えた経験がなければ、自分が何をしたいと考えているのか理解できないはずです。
やりたいこと・やりたくないことの判別さえ、あいまいな可能性もあります。このままではやりたい仕事を見つけるのは難しいでしょう。
将来が想像できていない
あなたは将来どのような暮らしがしたいですか?将来について何も考えておらず、希望や夢がない場合には、やりたい仕事を見つけるのは難しいかもしれません。
イメージがなければ、現在の状況を把握できず、今取り組んでいる仕事がどのように役立つか理解できません。当然やる気が出ないため、ただただ日々やるべきことをこなすだけの仕事になりがちです。
どんな仕事があるのかを知らない
そもそもどのような仕事があるか知らない場合にも、やりたい仕事は見つかりません。知っている仕事の数が少ないと、その中にやりたい仕事がない可能性があるからです。
たとえ自己分析で自分のことを知り、将来のイメージを抱いていたとしても、これではやりたい仕事に出合えません。視野を広げ、さまざまな仕事を見てみましょう。
これまで触れたことのない分野で、意外なやりたいことを見つけられる可能性があります。
やりたい仕事を探すときのポイント

これからやりたい仕事を探す前に、仕事の種類を調べてみましょう。また「こんな自分になりたい」とイメージを持つことや、「お金をもらってもやりたくない」と思うことをはっきりさせることにも役立ちます。
世の中の仕事を調べてみる
日本には1万7000種類以上の仕事があるといわれています。あなたはそのうち何種類の仕事を知っていますか?今知っている仕事は、国内の仕事の中でもほんのわずかではないでしょうか。
もしかすると、やりたい仕事にまだ出合っていない可能性があります。やりたい仕事を見つけるための第一歩として、今と違う業種や職種の仕事について調べてみましょう。
インターネットで検索するだけでも、たくさんの仕事が出てきます。自分の知らない業界で働いている知り合いに話を聞くのもいいでしょう。
これまで知らなかった仕事を知ることで、選択肢を広げられます。
将来を明確にイメージする
やりたい仕事を見つけるには『将来のイメージ』を明確に持つことも大切です。どこに住みたいか、どのような暮らしをしたいか、どのように働きたいか、できるだけ具体的にします。
最初は根拠のない妄想のように感じるかもしれません。しかし思い描く未来から逆算し、今取り組むといいことにまで落とし込むと、それは立派な目標になります。
イメージができないときには、どのような働き方で、どのくらいお金を稼ぎたいか考えてみるのがおすすめです。高収入を得るために忙しく働く選択肢もあれば、収入が少なくてものんびりとした暮らしを送る選択肢もあります。
理想の未来のために今取り組むといい仕事という視点で、やりたい仕事を見つけられる方法です。
やりたくないことを除外する
どんなに考えてもやりたいことが見つからないという人もいるでしょう。そんなときに有効なのは『やりたくないこと』を特定し、取り除く方法です。
これまでに「嫌だな」「やりたくないな」と感じたことをすべて書き出します。仕事で嫌だったことはもちろん、就職前にしていたアルバイトや学生時代のことでも構いません。
例えば朝早く起きるのが苦手でできるだけ遅くまで寝ていたいなら、夜勤の仕事を探すと希望のライフスタイルをかなえられる可能性があります。誰に見せるものでもないため、本音で書くのがポイントです。
またやりたくないことに順位をつけると、仕事で重視する点を見つけやすくなります。