登山前に情報収集しよう
気象情報
![雨の前後の登山では「鉄砲水」に注意!自然現象を把握して危険から身を守ろう!](https://cdn.moneytimes.jp/640/447/dvMnWDBZEPmWvuvzWVlpnxfIIIcvMdTj/3723ff41-211d-4301-8d3c-ed6209829c52.jpg)
(画像=出典:pixabay.com、『暮らし〜の』より 引用)
登山当日の降雨予想だけでなく、川の水位や前日までの雨量などを調べておきましょう。国土交通省のサイトでは、登山に必要な気象情報が提供されています。登山前だけでなく、登山中もチェックすることで、上流側の様子も把握しておきましょう。
地形の把握
鉄砲水や増水の危険を察知したら、川沿いを避けて避難します。事前に川を迂回して下山できるルートを調べておくといいでしょう。また、鉄砲水が起こった時に逃げ場がなくなるので休憩場所として、川の中州を選ぶのは避けたほうが無難です。
ダム放流情報
上流にダムがある場合は、放水時間を知らせる看板が設置されていますので、その時間は川に近づかないようにしましょう。臨時で放流する場合は、サイレンや放送で注意喚起がなされるので、音にも注意する必要があります。
登山中に注意したい鉄砲水のサイン
水の色と量
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(画像=出典:pixabay.com、『暮らし〜の』より 引用)
川の水が茶色く濁ったり、木が流れて来たりしたときには、川の上流で雨が降っているのかもしれません。また、雨が降っているのに増水しないときは、上流で水が堰き止められている可能性があり、鉄砲水が起こる可能性があります。
水の温度
急に水温が低くなった時も、危険なサインです。上流で大雨が降っているときや、土中に含まれる水分が飽和状態になって地下水などが川に流れ込んでいる可能性があります。また、水温だけなく、上流から冷たい風が吹き始めた場合も警戒しておいた方がいいでしょう。