32cmヤマメをキャッチ
そこからまたしばらく観察するもサクラマスが戻ってくる様子はなく、ヤマメは表層をぼんやりとした様子で時々もじりながら淵尻の自分の縄張りを守っているようです。こちらの存在には気がついてない模様。そこでヤマメカラーのミノーを目と鼻の先に通して反応を引き出す作戦を取ることに。
間違いなくチャンスは一度きりなので丁寧なアプローチを心がけ、枯れ木に身を隠しながら上流にミノーをキャスト。着水後すぐにトゥイッチを刻みながらヤマメのステイしている淵尻目掛けて早めのリトリーブで引いて行きます。
1投でヒット
ミノーに気がついたヤマメはイライラを隠さずミノーに向かって突進、電光石火のバイトでしたがトゥイッチングのリズムとバイトのタイミングがばっちりだったのでそのままフッキング成功。ラインテンションを保ちながら河原に身を乗り出して一気にネットすくい上げました。
ネットを覗き込むと見事な体高と落ちた鼻先をもった立派な個体。サビてブナ化が進んでいるものの真っ黒というよりかは緑色と茶色が混ざったような体色に、紅い側線が走り尾鰭まで続いています。サイズを測ると32cm。これ以上ない結果にそれまでの遡行の疲れも吹き飛びます。ささっと撮影を済ませヤマメを流れに返すと勢いよくすっ飛んでいきました。彼がパートナーを見つけることを祈りつつ帰路につきました。
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ヤマメシーズン最高の締めくくり
ヤマメシーズンの最後を尺クラスで締め括ることができたので、ヤマメに関しては心残りはありません。北海道で渓流釣りができるのもあと2ヶ月あまり、アメマスなどこれから面白くなるターゲットもいるので、安全第一で駆け抜けていきたいところです。
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<小峠龍英/TSURINEWSライター>
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