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このコースには魅力的な坂のオンパレード
男女のロマンチックな物語が残る逢坂

このコースには魅力的な坂のオンパレード

このコースには、名前も由来もドラマチックな坂が目白押しです。

まずは鰻坂。

東京の路地裏を歩く「裏さんぽ」第五回 神楽坂の巻
(画像=『たびこふれ』より引用)

長さ130メートルほどの緩やかな坂ですが、曲がりくねっていて鰻のような姿なのでそう呼ばれています。たしかに。。。

東京の路地裏を歩く「裏さんぽ」第五回 神楽坂の巻
(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらも風情ある石段です。

東京の路地裏を歩く「裏さんぽ」第五回 神楽坂の巻
(画像=『たびこふれ』より引用)

男女のロマンチックな物語が残る逢坂

私はこの坂が一番好きです。逢坂(おうさか)

東京の路地裏を歩く「裏さんぽ」第五回 神楽坂の巻
(画像=『たびこふれ』より引用)

逢坂の歴史は古く平城京(710~784年)の時代、小野美佐吾という人物が武蔵守として下ってきた時「さねかずら」という娘と恋仲になり一緒に暮らしていました。やがて天皇の命により奈良の都に帰りましたが「さねかずら」を忘れることができず、死ぬ間際に「私が死んだら武蔵国へ葬ってほしい」と遺言。「さねかずら」も美佐吾を忘れることができずある夜、夢のお告げに従い坂に来て待っていると昔と変わらない姿で美佐吾が現れて、やがて消えました。「さねかずら」はそこで美佐吾が亡くなったことを知り、淵に身を投げました。この伝説から逢坂と名付けられています。ロマンチックですね~。

ちなみに西新橋に逢坂という天ぷら屋さんがあります。ちょっとお高めですが、すごく美味しいですよ(関係ないか)。