アマダイ釣りのタックル

続いてアマダイの基本的なタックルを紹介していきます。

アマダイ釣りの竿

使う竿はアマダイ専用ロッドや汎用ライトゲームロッドなど。オモリを背負った状態で小さいアタリが取れる穂先を持った竿がオススメです。

アマダイ釣り徹底解説 基本の仕掛けと釣り方&釣果UPテクニック3選アマダイ釣りタックル&仕掛け図(作図:週刊つりニュース関東版)

 

長さは2mほどのものが使いやすく、調子はバランスがいい7:3調子か、誘いやすさ重視で8:2調子がいいでしょう。また、基本は手持ちで誘う釣りなので、軽量モデルの竿が向きます。

おすすめの専用ロッド

アマダイ釣りのおすすめのロッドを紹介します。

アルファタックル FUNETATSU アマダイ/ライトアマダイ

コストパフォーマンスに優れた「FUNETATSU」シリーズのアマダイ専用ロッドです。繊細な竿先と8:2調子の操作性のよさが売りで入門用の1本に最適です。軽量なオモリで挑めるライトタックル船で使える「ライトアマダイ」も発売されています。

ダイワ アナリスターアマダイ 195

ダイワ「アナリスター」シリーズのアマダイロッド。感度と食い込みの良さを併せ持った高感度グラスソリッドの穂先が特長です。7:3調子で、誘う釣りにも待ちの釣りにも使える万能なロッドとなります。

アマダイ釣りのリール

水深からすれば手巻きでも挑戦できなくはないですが、エサ取りが多い釣りで付けエサがなくなることが頻繁にあるため、回収が楽な電動リールが非常に有利です。リールのサイズは小~中型電動。どちらかといえば誘いやすい小型電動のほうが使いやすいと思います。ダイワなら200番シマノなら600番あたりがおすすめです。ラインは船宿指定のPEラインで、タナ取りがしやすい1mごとにマーキングされたものを使います。

アマダイ釣りの仕掛け

仕掛けは天秤吹き流しの仕掛けが一般的。腕長35~40cmの天秤(感度のいいストレートタイプがオススメ)にオモリ&仕掛けを付けます。使うオモリは地域や船宿によって変わりますが80号ぐらいが一般的で、40~60号のライトタックルで挑める船宿もあります。仕掛けは各メーカーから工夫をこらしたセット仕掛けが売られているのでそれを買うのが簡単です。

アマダイ釣り徹底解説 基本の仕掛けと釣り方&釣果UPテクニック3選夜光玉などの装飾も有効(提供:週刊つりニュース関東版)

 

自作する場合は、枝スは親子サルカンや回転ビーズで絡みを防止。針はケン付きのチヌ針4~5号やマダイ針、伊勢尼など。チモトの夜光玉は好みですが、エサ取りが多いときは外しましょう。潮が速いときは下針の上20~30cmにガン玉を打ちます。また、地域によっては天秤仕掛けではなく胴付き仕掛けで狙うこともあります。

おすすめの市販仕掛け

OWNER/ケイムラ甘鯛2本

オキアミが真っ直ぐ刺しやすいロングシャンクと、エサがズレにくいWケン付きの針が特長の仕掛けです。