秋になるとヤマメが色づき、サクラマスが上流に遡上してくると同時にイワナ/アメマスも動き始めます。特にタイミングが合えば思わぬ大物に遭遇する可能性もあります。シーズン通してイワナを追いかけている筆者ですがこの9月も三日間にわたり大イワナを探しに源流を探索してきました。
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(アイキャッチ画像提供:TSURINEWSライター小峠龍英)
Day1:春の実績沢へ
午前中に所用を済ませ、昼から自宅から割と近い小渓流へ。雪代が引き始める頃に良型の実績があり、イワナの魚影が濃いのは確認済みで、今の時期なら40cmクラスもいるかもしれないと静かに期待を抱きながら入渓しました。
新子の猛攻
この日はミノーとスプーン共に派手めなカラーを中心に重さは3g~5gをポイントによって使い分けます。やはり予想通り無数の新子たちがルアーに戯れてきます。5cm未満の小さなイワナが自身より大きいルアーにまで食い付いてくる有様。そこで一旦川から上がりさらに上流へ向かいます。
上流で20cm級イワナ
上流の実績ポイントから入り直し、早速1投目から20cmクラスのイワナがヒット。やはり下流よりサイズが大きく、ちょっとした深みを中心に20cm前後のイワナのヒットが続きます。
![大イワナを探しに秋の源流ルアー釣行 35cm本命に64cmアメマスと対面](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/202210151web02.jpg)
倒木から35cmイワナ登場
そろそろサイズアップしたいと思っていた矢先に対岸際の倒木が絡むポイントにミノーを通すと黒い影がうねるようにチェイスしてくるもUターン、そのまま付き場へ戻って行くのが見えました。すかさず再アプローチをかけて今度はタダ引きで倒木に沿ってミノーを通すと再びその黒い影がミノーを引ったくっていったのでそのままフッキングへ。
![大イワナを探しに秋の源流ルアー釣行 35cm本命に64cmアメマスと対面](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/202210151web03.jpg)
倒木下に潜ろうとするのをいなしながらすくい上げたのは35cmの尺上イワナ。やや銀が強いもののきっちりと残されたパーマークを持つ素晴らしい個体。この日はそのイワナで満足したので、後日続きから再開すると決めて帰宅することにしました。
Day2:前回ポイントからさらに奥へ
数日後の週末、午前中は雨だったものの昼から晴れだったので前回の退渓ポイントへ向かいます。前回やや減水気味だったのが雨の影響で平時よりほんの少し高い水位、濁りは無しで絶好のイワナ日和。その期待通りイワナの活性は高く15cm~25cm前後のイワナをコンスタントにキャッチ。
![大イワナを探しに秋の源流ルアー釣行 35cm本命に64cmアメマスと対面](https://tsurinews.jp/data/wp-content/uploads/2022/10/202210151web05.jpg)
開始1時間で既にツ抜けと数は出てますがサイズがいまいち伸びません。さらに遡行を続け、そのまま未踏区間に入ります。ここから先のポイント情報は無し、期待が高まると同時に熊への不安も出てきます。