令和3年に入ってから低気圧の影響で台風並みの北風が吹き荒れ思うように釣行できない日々が続きました。少し空気が弛み、やっと釣行日和がやってきたのは2月20日。夜間釣行で大好きなアジ関係を狙ってきました。まだまだ寒い2月。今回は大きなアジをしゃぶしゃぶにしました。
釣行自体が厳しかった今冬
2月に入ってから日本全国で北風が吹き荒れました。日本海側の大雪のニュースも連日テレビで見ていました。こちら南の島でも雪こそ降りませんが、連日連夜の大シケで生活物資すら危うい状態になりました。当然思うように釣りにも行けず、2月の釣果はイカばかり(如何ばかりのシャレです)。くわえて風裏にあたる集落ではGT(ジャイアントトレバリー)系のアジがぽつぽつ揚がっていると聞いて、イライラを募らせておりました。そして風がピタリとやんだ2月20日。満を持してアジングに行ってまいりました。
夜間のアジング釣行
桟橋釣行・長潮・上げ5分
![【連載】釣っ食べ第24弾!令和3年初物のオニヒラアジをしゃぶしゃぶで!](https://cdn.moneytimes.jp/600/800/oowoAoLMmCTesgaGBgVauXUbUsdSipnL/3e6a2ee8-81be-4789-9007-960d642801b7.jpg)
大潮の潮回りの時は大抵無理をしてでも一旦は釣りに出かけるのですが、大風の影響で釣りにならないことが多く、釣果的にはマグレ当たりのアオリオカとコブシメしか手にしていなかったので、長潮でも5分から満潮まで(この日は満潮が午前4時)3時間粘るつもりでいつもの常夜灯浮桟橋へ。当然釣り座には誰もおらずふふふと小さく笑う。足元をヘッドライトで照らすとベイトはゼロ。耳を澄ましても海面を叩く音は聞こえず、ふふふなどとほくそ笑んだ自分を反省する。
改造エギングロッドに28gのジグ
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深夜2時を過ぎた頃、足元にちらほらとベイトの姿が見え隠れ。目の光具合からマツカサやキントキの仲間だろうと推測する。まだ上層を活発に動くベイトは見えない。桟橋到着後エギを投げていたもののまったく叩いてこない時間が続き、3gのジグヘッドでアジングに切り替えたとたん、遠くの海面で「ガボン」と待ち望んでいた音が。ジギングロッドを車に取りに行っているヒマはないと判断し、改造エギングロッドに28gのメタルジグを取り付けて放り投げる。見事に一投で仕留めました。