ナマケモノの飼育方法
ナマケモノの飼育方法をチェック!
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ナマケモノの適切な飼育環境を理解したところで飼い方に関することを必要なものや餌、よくなつくようなコミュニケーションの取り方に分けてそれぞれ解説します。併せてペットとして飼育する上での注意点も押さえておきましょう。
飼い方1:必要なもの
ナマケモノの飼育に必要なものは基本的な生活場所になるとまり木をまずは準備しましょう。室内に立てるときは根元を固定しておくことと、荷重が掛かっても倒れないように天井接地面にもアジャスターを入れておきましょう。次に欠かせないのは加湿器とエアコンです。適切な環境を保ってあげってください。トイレは猫が使用するものに猫砂を入れてとまり木の根元部分に置いてあげましょう。
飼い方2:ナマケモノの餌
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ナマケモノの餌は私たちと同じものを与えても大丈夫です。なによりも1日の目安量は8〜10グラムの間となりますのでほとんど餌代がかかりません。小松菜・人参・バナナなどの野菜、果物を毎日欠かさず少量ずつ与えてください。水は餌から取れる水分で足りますので、水入れを用意する必要はありません。
餌にしてはいけないもの
雑食と言ってもナマケモノに与えてはいけないものもあります。それはネギ類や水分量の多い野菜です。体調を壊してしまうおそれがあるため注意しましょう。餌に掛かる値段・コストは安い
初期費用やナマケモノ生体の値段は非常に高くつきますが、飼育に関する餌代やトイレ費用はほとんど掛かりません。しかし環境維持のために使用するエアコン・加湿器の電気代は生涯続けて掛かる費用と覚えておいてください。飼い方3:なつく?コミュニケーション方法
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ナマケモノは争いを嫌う性格で人になつく動物と解説してきました。しかしペットはなつく以前に環境の変化に弱い傾向にあります。飼い始めた当初はあまり刺激しないようにそっと見守るようにしてあげてください。様子を見ながら餌をあげたりスキンシップをしてみたりと徐々に慣らしていきましょう。
コミュニケーション1:抱っこ
犬や猫であればおもちゃで遊んだり散歩に出掛けたりというコミュニケーションが取れますが、ナマケモノは1日のほとんどを眠って過ごすためそのようなコミュニケーションは取れません。おすすめなのは抱っこしてあげることです。ナマケモノは赤ちゃんの頃、お母さんにしがみつく習性があるので、意外とすぐに受け入れてくれる傾向にあります。コミュニケーション2:同じ部屋にいる
また抱っこが難しいナマケモノでもただ同じ部屋にいることも十分コミュニケーションになります。こちらの存在をまずは知らせることから始めてみてもいいかもしれません。こちらの気持ちばかりを押し付けないように注意しましょう。飼い方4:注意点
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ナマケモノはペットとして普及している種類の動物ではありません。それだけ飼育方法が確立していないため、未知数のことが多くなります。日頃から情報収集に努めて最新の飼育事情を日々更新していきましょう。
注意点1:動物病院
飼育を始める前にナマケモノに異変があったときに受診を受け付けてくれる動物病院があるか調べておきましょう。飛び込みで訪問しても断られる可能性がありますので注意が必要です。ナマケモノを購入したペットショップに紹介してもらうのが1番間違いありませんので、覚えておいておきましょう。注意点2:構い過ぎない
人になつきやすい種類の動物と言っても過度に構いすぎるとストレスになります。ナマケモノは単独で生きる習性がありますので、触りすぎたり刺激しすぎたりするのは避けるようにして適度な距離感を保ってあげるようにしてあげてください。ナマケモノを暮らしの癒やしに
まとめ
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ナマケモノはペットショップであまり見かけない種類の動物となっており、値段は希少性が高いため、高額なペットです。“ナマケモノ”という名前のとおり1日のほとんどを木の上で眠って過ごしますので、飼育に関する餌やトイレなどの世話は他の動物に比べると少なく飼いやすいと言えます。しかし飼育環境を生息していた熱帯に近い状態に近づけなければ餌を満足に与えても消化するカロリーを作り出せず餓死するので注意が必要です。環境を整えれば寿命は30年ほどと長く、ストレスを与えないような飼い方をすれば温厚な性格で人になつく動物です。ナマケモノのことを理解して暮らしの癒やしとしてみましょう!
文・さくらドッグ/提供元・暮らし~の
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