一投目から釣れるイージーなパターン

一投目から久々の感触!

【連載】久しぶりに港内アジング!時合いに合わせた釣行で簡単楽しい!
(画像=出典:ライター撮影、『暮らし〜の』より 引用)

釣り場は港内、明かりがあっていかにも、という雰囲気の堤防。明かりが届く範囲はそれほど広くはなく、水深は足元でも5m以上ある大型漁港的なシチュエーションです。正面から吹く風がちょっと気になりますが、ベイトが岸側に寄せられる、とポジティブに考えてアジングスタートです!

まずは状況を確認すべく、1.5gのジグヘッドに「トレモロAJ」からスタート。ジグヘッドがちょっと重めですが、シンキングPEと風の抵抗で沈み方はいい感じです。上からということで5カウントをレンジと定めて、トゥイッチから緩くフォール、で即ヒット!20cmは届かないかなというサイズですが、アジングらしい釣り方で久しぶりにアジをキャッチです!

■釣りやすいと感じるジグヘッドの沈み方

近距離戦で表層傾向、ジグ単という条件で、自分がよいと感じるジグヘッドの沈み方についてもお話したいと思います。友人と話すときはこの感じを「のべ竿で釣ってるみたい」という風に表現するんですが、これはジグヘッドが真下ではなく手前に向かってスライドするように落ちていて、ラインも分かりやすくハリ具合をコントロールできるような状態だと感じています。

張らず緩めずでアタリを待っている時間が十分に確保できていて、ティップの位置で糸ふけを調整しながらアタリを待っているから、「のべ竿みたい」というわけです。レンジキープのためにトゥイッチするだけで、ジグヘッドを動かす動きは必要ナシ!PEを使うと浮力でジグヘッドが手前に引っ張られやすい&視認性が高く確認しやすい、と条件が揃うので、サバやメバル狙いの近距離戦で遊ぶときに試してみてください!

2投に一回アタるイージーなパターン!

抵抗が掛かるシチュエーションで1.5gを選んだのがよかったのか、ワームの形と色がいいのか、情報通りであれば時合いということもあって、アタリの頻度は非常にいい感じ!2投に一回ぐらいアタリます。風で海面が波立って正確には分かりませんが、ライズというか魚の気配があって、その付近に入れば一投目と同じ5カウント+同じアクションパターンでOKという分かりやすい状況です。久しぶりだし手返しよくバンバン釣っておきます!

風が収まってレンジがボトムへ

風が止まって活性もダウン?

【連載】久しぶりに港内アジング!時合いに合わせた釣行で簡単楽しい!
(画像=出典:ライター撮影、『暮らし〜の』より 引用)

10匹ほど釣ったところで風が収まって、頻発していたアタリもストップ。沈めるとときどきアタリが出る程度に落ち着きました。風が無くなったことで、1.5gは糸をスーッと引っ張っていくような挙動になってしまったので、軽くしてなおかつレンジを下げなければいけません。難しい。

1gにして15カウント、20カウント、0.8gにして、こんな形で少し数を伸ばしましたが、前半ほどの勢いはなく、今日のアジングは終了となりました。短時間で楽しく釣れたし、アジングらしいアジングだったんじゃないでしょうか!サイズは15cm~20cm程度まで、大物と小型は混ざらずという感じでした。

やっぱりエステルラインがいい

当日は、他の釣りからラインを流用してシンキングPEの0.4号を使用しました。1.5gのときは風にも負けなかったし、糸自体も見やすいしで大活躍だったんですが、軽いウェイトを繊細に扱おうとすると、沈みが悪いとか糸フケが出やすいとかやっぱりちょっと不満がでます。

PEは強度が高いからいろいろなリグに使えるとか、いい部分もたくさんあるんですが、ジグ単近距離戦にこだわるならやっぱりエステルラインです。替えスプールを持っているし、この釣りをもう少しできるなら新しいエステルを一巻き入れておこうかな!