目次
テオティワカン遺跡へのアクセス
テオティワカン遺跡に行く上で気を付けること、事前に準備すべきこと
テオティワカン遺跡へのアクセス

テオティワカンへは、メキシコシティの空港からメトロやバスを乗り継いで行きます。
筆者は、メキシコは英語も通じないため不安だったので、事前にかなり調べてから行きました。
ここでは、メキシコシティへのアクセスや、空港からテオティワカン遺跡へのアクセスをご紹介します。
メキシコシティへのアクセス

メキシコへは、首都のメキシコシティへの直行便が、成田から全日空とエアロメヒコ航空が就航しています。
その他、羽田空港や関西国際空港からであれば、アメリカ経由にてアメリカの航空会社が就航しています。
直行便の所要時間は約13時間、乗り継ぎの場合は、待ち時間も含めると16時間〜19時間のかなりの長旅になります。
注意点として、アメリカ経由でメキシコに行く場合は、事前に電子渡航認証であるESTAの申請が必要になります。
14ドルで申請できるので、アメリカ経由で行く場合はしっかりと準備しておきましょう。
メキシコへは、観光目的であれば180日間まではビザ無しで入国できます。
空港から北バスターミナルまでのアクセス

テオティワカン遺跡へは、メキシコシティからバスで行けます。
メキシコシティへ着いたら、北バスターミナルへ目指しましょう。
北バスターミナルへは、空港から行く場合、タクシーかメトロで行けます。
タクシーで行く場合、空港から出てタクシーをつかまえ、北バスターミナルまでメーターで行ってもらうことができます。
もしくは、空港内に「タクシーチケット」を販売している場所があるので、そのタクシーチケットで目的地まで連れて行ってもらうこともできます。
タクシーチケットは距離によって固定の値段となっているため、メーターよりも少し割高ですが、その分安全に目的地まで行くことができますよ。
もう1つの選択肢として、現地で使える携帯を持っている場合はUberを使うことができます。
Uberのアプリで空港出口(Puerta)と北バスターミナル(Autobuses Norte)を指定すれば、連れて行ってもらえます。
なお、タクシー以外で行く場合、メトロで行く方法もあります。
メトロで空港から北バスターミナルへ行く場合、乗り換えなしで行けるのでとても簡単ですし、運賃も5ペソ(約30円)で行けます。
空港から行く場合、メトロは第1ターミナル(T1)からしか出ていません。
成田発のエアロメヒコ便で行く場合は、第2ターミナル(T2)に到着となるので、第1ターミナルまで移動しましょう。
第1ターミナルから第2ターミナルへは歩ける距離ではないので、無料のエアートレインバスか、有料の空港バスを利用してください。
第1ターミナルへ到着したら、1番出口から看板にしたがってメトロの入り口まで行きましょう。

5番線の「ポリテクニコ(Politecnico)方面のメトロに乗車し、20分ほどで北バスターミナル(Autobuses Norte)に到着します。
駅のすぐ目の前がバスターミナルになっています。
メキシコシティからテオティワカン遺跡までのアクセス
テオティワカン行きのバスは何本も出ていますが、北バスターミナルに到着したら、まずはチケットを購入しましょう。
北バスターミナルは空港のように大きいですが、テオティワカン行きのチケットは奥の方の8番ゲートで販売しています。

ピラミッドマークの「Autobus Teotihuacan」が目印です。
ここで往復のチケットを購入し、バスの時間も確認しておきましょう。
バスターミナルからテオティワカン遺跡までは1時間ほどで到着しますが、途中でトイレ休憩はありません。
不安な方はここでトイレを済ましておきましょう。
バスはテオティワカン遺跡に到着する前に、テオティワカンの街を通ります。
街の名前もテオティワカンなので、「テオティワカン」というアナウンスがありますが、そこはまだ遺跡ではありません。
ローカルの人々はこのテオティワカンの街でかなりバスを降りますが、それにつられて降りないようくれぐれもご注意ください。
紛らわしいので、現地では遺跡に到着した場合は「ピラミッド」というアナウンスがあります。
不安な場合は、乗車する際に運転手さんにピラミッドに到着したら教えて欲しいということを伝えておきましょう。
テオティワカン遺跡に行く上で気を付けること、事前に準備すべきこと

テオティワカン遺跡は、周りでショッピングができるような場所はありません。
そのため、メキシコシティからバスに乗る前に必要なものは準備しておきましょう。
暑さ対策をする

メキシコは観光しやすい乾季に行く場合、日差しがとても強いです。
そのため、暑さ対策はしっかり行いましょう。
テオティワカン遺跡内部はほとんど日陰がないため、日差し対策が必須になります。
日本で日差し対策というと、日傘を連想する方も多いかと思います。
しかし、テオティワカン遺跡ではピラミッドに登ることになり、ピラミッドの上では風が強くあおられる可能性があるため、日傘ではなく帽子を持って行くようにしましょう。
また、テオティワカン遺跡は高地にあることから日差しがとても強いです。
肌が弱い方は、日焼け止めクリームを塗っておかないと帰りの飛行機で肌が痛くて眠れないということにもなりかねないので、持って行くようにしましょう。。
その他、サングラスもあると安心です。
歩きやすい格好で!

テオティワカン遺跡内のメインストリートとなる「死者の道」は全長3km以上あり、2つの大きなピラミッドを登ることにもなります。
そのため、テオティワカン遺跡では歩く距離がかなり長いです。
さらに、ピラミッドの階段はとても急で、手すりがないところもあるため、サンダルなどの滑りやすい靴で行くと危険です。
長距離を歩く際にも疲れてしまうので、運動靴など歩きやすい服装で行きましょう。
荷物に関しても、なるべく身軽にしていった方が良いでしょう。
水をたくさん持って行きたい気持ちはわかりますが、遺跡内でも売っているので、メキシコシティでは大量に買わなくても大丈夫です。
少量分買っておいて、あとはピラミッドを登り終わった後に遺跡で購入することをおすすめします。
また、遺跡内にはレストランしかなく、タコスなどの軽食を販売しているところはありません。
遺跡をじっくり見たい方は、小腹が空いた時に備えてメキシコシティでスナックを購入しておくのがおすすめです。
日曜日は避ける

テオティワカン遺跡は、首都のメキシコシティから近いこともあり、メキシコ人にも大人気の観光スポットです。
日曜日はメキシコ人のテオティワカン遺跡への入場料が無料となっています。
そのため、日曜日はメキシコ人でごった返します。
ピラミッドに登る際の階段は、場所によってはそこまで幅が広くないところもあるので、日曜日には長い行列ができてしまいます。
登る時も人が多いと危ないですし、壁画や装飾品も人が多いと近くからは見にくいです。
テオティワカン遺跡のスケジュールを立てるときは、日曜日は外すようにしましょう。
トイレはチケット売り場で済ませておく

前述したように、テオティワカン遺跡は大きな遺跡です。
ただ、トイレはチケット売り場と、5つある入り口のうち太陽のピラミッドの向かい側にある入り口にしかありません。
チケットを購入した際に、必ずトイレは済ましておきましょう。