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「ブルースナイパー103L」の各種ルアー使用感をインプレッション!
「ブルースナイパー103L」はこんな釣りにおすすめ!
「ブルースナイパー103L」の各種ルアー使用感をインプレッション!
各種ルアーの使用感を4つに分けてご紹介

続いては「ブルースナイパー103L」の使用感に関するインプレッションをお届け!各種ルアーのキャスト、操作性を4つに分けてご紹介します。
堤防からのブリ・サワラ狙いがメインなのでルアーがちょっと偏っていますが、シーバスルアーで動きの強いタイプであれば20gクラスも使用可能!スペック上はジグで40gまでとなっていますが、キャスト自体は60gでも振り抜けます!
①大きめのミノーは最高!


今年は魚が少なくて絶不調…なんですが、去年この竿で一番サワラを釣ったのがダイワの「ダーティンZ」。ティップに張りがあってベリーにかけて大きく曲がるこのロッドのセッティングは、ミノーのジャーキングとも相性がいいように感じています。4000XGでガシガシジャークしてちょうどいいです。
移動重心でない、もしくはジャーキング用にウェイトの移動をほどほどにおさえているタイプのミノーのはそもそも飛ばないというのがあるんですが、それを考えても飛距離の方はライトでしっかり曲がるシーバスロッドに分があります。ちょっと飛距離を我慢して、パワーを重視したロッドセレクトという運用です。
③バイブレーション・シンペンやトッププラグもOK

30g~40gのバイブレーションは飛距離、振動伝達とも調子がよく、相性がいいルアーと言えます。堤防で使う小型のポッパーやダイビングペンシルも操作性◎。シンキングペンシルのジャークやスキッピングもOKです。
このあたりのルアーもシーバスロッド的なテイスト、柔らかめのティップが利いていて、ジグ向けのロッドより明らかに扱いやすいです。シーバスルアーを中心に、いろいろなルアーを試してみたい方にはピッタリのロッドだと思います。
④ジグはオーバーウェイトにも対応可能

メタルジグはスペック表記でMAX40gですが、60gもしっかり投げ込めます。ただし、鋭くシャクるときはティップが入りすぎてちょっと疲れるので、快適にシャクれるウェイトが40g程度までのロッドとイメージして検討してみるのがおすすめです。
重いジグをガシガシシャクルなら、ジグ向けのロッドの方が快適!ベストなロッドはどんなルアーをメインにするか次第です!
「ブルースナイパー103L」はこんな釣りにおすすめ!
堤防でのブリ・サワラゲームに

強めのシーバスロッドではなく、敢えてこのロッドを選択する理由はやはりパワー。PE2号の強度をフルに発揮できるスペックと、ファイト時の安心感がおすすめのポイントです。10kgのブリとかメーターのサワラとか、堤防で掛かるMAXクラスの青物を想定する場合におすすめ。あくまでも堤防&シーバスルアーという条件の範囲の中でパワフルというのがポイントです。
ライトに遊べる磯でもバッチリ使えるロッドなので、ヒラスズキと青物、サワラ用で1本という方はぜひ検討してみてください!
堤防のロッドとしてはヘビーな使用感

「ブルースナイパー103L」の弱点についてもご紹介しておきます。まず1点目はシャープなフィーリングではないという点。バットが太く大きく曲がるタイプなので、細く硬いシーバスロッドのようなスパっとした使用感を求める場合はおすすめできません。大型青物用で、曲がるタイプのロッドです。
もうひとつ、些細なことなんですが、グリップエンドが凄く太い。自分が使っているシマノのバッカンのロッドホルダーにスッキリ入りません。グリグリやると入ります。友人のロッドを含め、グリップエンドの太さで入らないということは他のロッドで起きたことが無いので、特別太いと思います。安いロッドではないので、このあたりの事情も加味しながら検討してみてください!