ライトワインドの動かし方
ラインが緩むタイミングを作るのがコツ
![【連載】厳しい時はライトワインド!冬でも遊べる小物釣りを実釣レポート!](https://cdn.moneytimes.jp/600/600/mGgxwVTCUbwzyKByPftgIocdsOQRqtcX/bf406849-6914-411b-a163-efd290d20cc7.jpg)
動かし方にはちょっとしたコツがあって、チョンチョンとシャクっている最中、ティップを上げっぱなしではなく一回一回軽く下げる、というのがいい動きを出すためのポイントになります。引っ張ってからラインが張りっぱなし、この状態はジグヘッドが左右に跳ねるものの、動きが直線的で停止がちょっと不自然です。ラインが張った後緩む、こうすると跳ね上がった後、動きに余韻が出つつ自然に落ちて、虫のような左右への動きが出せます。
シャクる時に手首を上げる→止めてラインが張る→下げるではなく、手首を上げる→ちょっとだけ下げる→止めてラインが張る、こんな流れをイメージしてシャクってみてください。左右に跳ねるタイプのルアーは種類を問わずこの動かし方がおすすめです!
バイトはフォール時に集中!
これは対象魚次第ですが、ほとんどの場合は左右に跳ねている最中ではなく、跳ねた後の落ちていく動きがバイトチャンスになります。カサゴは着底しっぱなしでも食ってくるケースがあるので、フォール中とフォール直後はティップやラインの動きをチェックしておきましょう。
跳ねる動きで魚に注目させる、落ちる動きで隙を見せて思わず口が出る、こんなイメージで魚を誘うのがおすすめ。何セットも見せることで我慢できなくなってバイトに繋がるシチュエーションもあります!
使った仕掛けは一誠「ハネエビ」
2gはティップが柔らかいロッドでも遊びやすい
![【連載】厳しい時はライトワインド!冬でも遊べる小物釣りを実釣レポート!](https://cdn.moneytimes.jp/600/600/fTucPGAnpnQhPMxPfJNkLADekozrioUT/d2263a78-a437-4911-8a60-9d06a844ce39.jpg)
実釣時に使用した仕掛けはお正月の福袋に入っていた一誠の「ハネエビ」。「ハネエビヘッド太軸金鈎:2g」と「ハネエビ1.5インチ」の組み合わせです。このサイズならアジにも使えるし、小さなメバルやカサゴも食ってくるしで手軽に遊ぶならこの組み合わせはおすすめできます。
「ハネエビ1.5インチ」はフックガイドホール、背中側にも目安になる溝が用意されていて、ワーム自体も柔らかくセッティングが超簡単!ワインドはワームのセッティングが動きに大きく影響する釣りなので、こういう工夫は非常にありがたいです。
「ハネエビヘッド」も小さな入力でしっかり跳ねて、アクションも申し分なし!軽いウェイトならティップが柔らかいロッドでもいい動きが出せると思います。寒い季節の坊主逃れに、ぜひ試してみてください!
グローカラーがよく釣れた!
イッセイ海太郎 ハネエビ 1.5インチ
この日は複数のワームカラーを試して、グローに反応が集中しました。曇りの朝マズメ、ローライトなシチュエーションとハイアピールなカラーを好むカサゴにマッチしたのかもしれません。当日は釣るのが面白くてそのまま続行してしまいましたが、敢えて地味な色を使って、小さなカサゴのバイトを遠ざけるようなローテーションも覚えておくと役に立ちます!