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ダイワ「21 カルディア」インプレッション!
リールのリコールについて

ダイワ「21 カルディア」インプレッション!

強みは強さとコンパクトボディのバランス感!

【連載】ダイワ「21 カルディア」再インプレ!無償点検から帰ってきました!
(画像=出典:ライター撮影、『暮らし〜の』より引用)

ここからは「21 カルディア」のおすすめポイントを改めてインプレッション!ひとつめはリールコンセプトにマッチした完成度の高いボディについてです。

「カルディア」、そして「フリームス」の21年モデルには、新素材「ザイオンV」が投入されました。ハイエンドではなく価格とのバランスが取れる素材として登場したこのマテリアルは、軽さと強さを両立できるカーボンハイブリッド樹脂。LTのコンセプトともマッチしています。

「21 カルディア」で最も優れているポイントは、この新しい素材が生み出すバランス感とコスパ!軽量タイプではなく強め、でありつつ「19 ストラディック」より軽いというのがストロングポイントです。「FC 2500」まで選択できるので、ライトタックルで大物までという釣りには特におすすめできます。

巻きの釣りにおすすめ

巻き出しがちょっと重い、という弱点がありますが、巻きはブレが無く安定しています。アジングよりもメバリングというリールで、スローリトリーブ~ミディアムリトリーブを使う釣りにおすすめ。シーバスやサーフ、チニングにもよさそうです。

ボディに強さがあり高負荷な巻きにも対応可能、小型のクランクやバイブレーション、「セットアッパー」なんかにいいと思います。もちろん、大きな魚を掛けた時にもバッチリです!

リールのリコールについて

無い話ではない釣り具のリコール

ダイワ 17 セオリー 2004H

【連載】ダイワ「21 カルディア」再インプレ!無償点検から帰ってきました!
(画像=『暮らし〜の』より引用)

釣り具ってリコールがあるの?という方向けに、過去リコールのあったものを少しご紹介したいと思います。

スピニングリールで最近リコールのあったものはダイワ「17 セオリー」で、一部番手のストッパーに問題があるとして、今回と同じような対応が行われました。ハイエンド機では「12 T3 AIR」でリコールが行われたことがあります。ロッドでは「モアザン ブランジーノEX AGS」が発売中止となって、現在リリース待ちの状態です。

ダイワばかり例に出してしまいましたが、シマノで電動リールのリコールがあったり、どちらのメーカーでもロッドで回収交換があったり、釣り具のリコールは数年に一回程度、無い話ではない、という程度の頻度で起きます。

再販後は問題ナシ!

ほとんどのアイテムは回収後再販が行われていて、再販されたアイテムは問題を解決した状態でリリースされています。先ほど例に挙げた「セオリー」、「T3 AIR」は、どちらも非常に優秀なモデルとして、今でも使用者が多いアイテムです。

「21 カルディア」についても優秀な部分をもったリールで、再販後は十分おすすめできる仕上がり。今回の問題が解決すれば、ライトタックル&パワーファイトの定番として、一定の支持を集められると思います。

スタートでちょっと転んでしまった「カルディア」ですが、コスパはバッチリ!コンセプトに魅力を感じている方は、再販情報を要チェックです!