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「20フィネッツァux:832ML-T」はココがおすすめ!
「20フィネッツァux」でフロートリグ!
「20フィネッツァux:832ML-T」はココがおすすめ!
安っぽさは全くナシ!
「20フィネッツァux:832ML-T」のおすすめポイントをご紹介します。「ステンレスフレームSiC-SリングKガイド」採用というのがこのロッドのセールスポイントではありますが、外観や仕上げにも全く安っぽさはナシ。無骨なデザインではありますが、カーボンな質感をプッシュしたデザインは落ち着いた装飾を好む方におすすめできます。
832で自重98gという軽さ、そしてハリの強いバットから持ち感はかなりシャープで、ローグレードにありがちなダルさをほとんど感じません。メバリングロッドということでティップは柔らかめ、キャスト時はこの部分とバットとの硬さの違いを感じますが、バシっとキャストが決まります。戻りが遅く重さを感じるようなものではなく、ライトゲームロッドらしいロッドから始めたい方にピッタリです。
ティップセクションがイイ感じ
ティップは遠投向けメバリングロッド、という硬さで、アジングロッドよりも柔らかくジグ単メバルロッドよりも硬いです。チューブラーですが十分に細くシャープで、バットの硬さを考えるとやわらかめのティップと言えるフィーリングです。
ある程度の感度、そしてウェイトのある仕掛けを投げられるバランス感が非常にイイ感じ。ティップが入りすぎないウェイト、5g程度までであれば、後述するマイクロワインド、小型のメタルジグなんかもバッチリ遊べます。
バットはかなりパッツン系
柔軟なティップに対し、バットはかなりハリがあって曲がりが少ないです。レギュラーファーストアクションではありますが、RFという表記よりもやや先調子気味なセッティングと感じました。キャストではしっかりウェイトを乗せて飛ばせる、感度面でも貢献を感じられましたが、ある程度のサイズを掛けるとティップ側だけでファイトしているような感じになります。
ロッドのパワーは十分なんですが、安定感のあるファイトやフロートが潮に引っ張られる感じを重視する場合は、もう少し曲がりのあるロッドを探すのもいいかもしれません。ですが価格、そして価格以上の軽さと感度は魅力十分です!
「20フィネッツァux」でフロートリグ!
フロートリグの使用感をインプレ!
対応ルアーウェイトは3gから15gまでの表記で、使用感は表記ピッタリという印象。3gのジグヘッドならそれなりの飛距離を得られますし、15gのフロートはいっぱいという感じです。中間となる5g~10gはバシっと振ってもまったく不安感はなく、遠投リグらしい飛距離が出せます。
バイトに対する感度はバッチリ!
今メバルを狙っているポイントはジグ単ではちょっと届かないところ、沖側をメバルが通るようなポイントで、10g前後のフロートはかなり出番が多いです。ベイトはアミ、プランクトン系のパターンで、軽いジグヘッドを付けて、スローなアクションでメバルを狙っています。
巻いてガツンと当たるバイトよりもモゾっと違和感で伝わるようなアタリが多く、アクションも沖側でフォールを入れるような動きがメイン。こんな釣りで小さな違和感をしっかり伝えてくれる伝達能力は、価格以上の仕上がりです。バットにハリがあるので、遠投後直後のバイトに対するアワセも安心感があって、専門性の高さもしっかり表現されています!