目次
基本的な使用方法について
樹脂製のバイブレーション2選
基本的な使用方法について
1.最初はただ巻きでサーチをしてみよう
バイブレーションを一定速度で巻く「ただ巻き」をするだけでも、逃げる獲物のようなアクションをしてくれるので、ターゲットの注意を引くことができます。魚影を確認できるエリアやターゲットが集まりやすい場所があれば、直接その周辺を狙ってキャストしてみましょう。
特にシーバスの活性が高い夏場は、速度を上げてただ巻きをするのも効果的です。反応がない場合は速度の緩急をつけながら巻いてみましょう。
2.ボトムから中層の探索もしてみよう
ただ巻きでは釣れない場合は、「リフトアンドフォール」を試してみるのもおすすめです。水中でルアーを少し持ち上げることにより獲物の注意を引き、落とす途中で獲物がアタックするように仕向けるというテクニックです。
日中のシーバスは水面から見えにくい中層以下にいることが多く、釣果につながる可能性が高いでしょう。また、釣れるだけでなく、ボトムから中層までの広域をサーチできるのもこの方法のメリットとなります。
活性が下がる時期はボトムサーチが効果的
冬場の寒い時期のシーバスは、ボトム付近で体力を温存していることが多いので、深いレンジを中心にサーチをしてみましょう。ボトムから一定の距離を保って引くのが一般的ですが、獲物の反応を確認するために、時々着底をさせるのも効果的です。
なお、ボトム周辺での釣りは根がかりの危険があるため、地形を確認してから実施されることをおすすめします。
樹脂製のバイブレーション2選
1.シマノ・エクスセンス・サルベージソリッド
シマノ エクスセンス サルベージ ソリッド
全長 | 60mm/70mm/85mm | 重さ | 12g/20g/26g |
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有名釣り具ブランドのシマノが扱う定番のバイブレーションです。カラーは約10種類と豊富で、今年の9月にはNRマイワシなどの新色も追加されました。
長さ70cmの汎用モデルは重量もあるので、飛距離を利用して沖にいるシーバスや青物、ヒラメなども狙えます。価格は1100円ほどとコスパも最強です。河川などの浅い場所向けの60cmモデルや、深いレンジに特化した85cm品もあるので使い分けをしましょう。
ディープレンジで活躍する扱いやすいルアー
薄肉の軽い樹脂ボディの採用により、キャスト後に素早く立ち上がるのが特徴です。アイの位置や重心の位置を最適化することで、獲物とそっくりな自然な水平姿勢で泳いでくれます。
キール(竜骨)型の滑らかなヘッドによりフック絡みが低減されたので、ストレスなく扱えるのも魅力です。薄幅タイプのため一般的なバイブレーションより水の抵抗が小さく、深いエリアでのサーチがしやすいでしょう。
2.ダイワ・モアザン・ミニエント
ダイワ モアザン ミニエント
全長 | 57mm/70mm | 重さ | 11.5g/20g |
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有名ブランド・ダイワのバイブレーションです。長さ57mmの定番シリーズに加えて、水深の深い場所にも対応できる70mmタイプもリリースされフィッシングスタイルの幅が広がりました。
今年の9月には、魚本来の輝きを模した「アデルホログラム」を使った新色が追加されています。それぞれ20色前後のカラーラインナップがあり、価格は1400円(57mm)・1700円(70mm)ほどです。
樹脂ならではの独特のアクションが魅力
ミニエントは弾丸のような形状で、飛距離と正確なコントロールの両立ができます。また、ロッドの縦方向のジャークにより(ルアーが)左右に大きくスライドする「3Dダート」という樹脂製ならではのアクションにより、獲物の注意を引くことができるでしょう
ただ巻きと比較して多少のテクニックが必要となりますが、シーバスはもちろんヒラメやマゴチといったフラットフィッシュまで、多彩な魚種を狙えるのも魅力です。