揺らぎのある走行、コンパスモードも健在
第一世代で採用されていた目的地までの方角だけを表示してくれる「コンパスモード」も引き続き使える。「今日はこっちの道で行ってみようかな」といった揺らぎのある走行ができるのが楽しい。
東京近郊のみに限定されていたスマートルート機能も現在は日本全国で利用可能となっている。高速ルート、バランスの取れたルート、静かなルートなどその日の好みで選ぶことができる仕様だ。
Beelineアプリ独自のレーティング機能も面白い。ユーザーが道を評価したデータを使うことでサイクリングに適したルート案内が進化していく。
Googleマップの案内を耳で聞いているだけで十分だ、と思っている人でもバッテリー消費は気になるだろう。Velo2でナビをするとスマホのバッテリーが全然減らない。車と違って電源がないのでこれも大事なポイントだ。
目的地に辿り着いたらスマホの電池がない…という事態は地図アプリを使っていると頻繁に起こるトラブル。Velo2なら走行後の利用、また帰り道でのバッテリー残量も安心だった。本体も満充電なら4~5回のライドに使えるので余裕がある。
バイク用=Motoだったが、実はVelo2もバイクに使える
バイクはMoto、自転車はVeloという区分けになっているが、実はアプリの設定で双方ともそれぞれに切り替えて使うことができるようになっている。
ではVelo2の方が良いのでは?と思うだろうが防水性やマウントの種類でMotoはバイクに特化している。Velo2は防水性能があるものの、コネクタが剥き出しなので注意が必要だ。
MotoとVelo2は写真から分かる通り、マウントの形が違う。共用できないのでバイク用の多様なマウントを使いたい場合はMotoを選ぶ方が良いだろう。