目次
マットレス関連アイテムの順番は?
直置きできるマットレスの選び方
マットレス関連アイテムの順番は?

ここからは、マットレスの下に敷くおすすめの組み合わせを紹介したいと思います。組み合わせの仕方によって効果に違いがありますので、参考にしてください。
まず試していただだきたいのは、除湿シート+マットレスの組み合わせです。除湿シートだけで不十分な場合はアルミシートを併用すると良いでしょう。除湿シートだけでは防湿効果が不十分で、湿気が原因の場合は、除湿シートの下にすのこを敷いて使用します。
すのこベッドであっても、床に置いたままでいるとすのこに湿気がたまり、すのこにカビが生えてしまうことがありますので、必ずケアを実践するようにしましょう。
直置きできるマットレスの選び方

フローリングに対応したマットレスが欲しいけど、どうやって選べばいいのかわからないという方は、次の3つのポイントを意識して選んでみてください。
選び方①コイルの有無

まず、マットレスには「ノンコイル」と「コイル式」があり、合計8種類に分けられます。このうち、フローリングの床で使う場合は、高反発ウレタンフォーム、高弾性ウレタンフォーム、低反発ウレタンフォーム、高反発ファイバーなどを使ったノンコイルマットレスがおすすめです。
薄くて床に置くタイプのコイルスプリングマットレスもありますが、重くて扱いにくいのでお勧めできません。ラテックスマットレスはノンコイルですが、やや重く扱いにくいため、フローリングには不向きです。

また、高反発ファイバーマットレスは、面で支えるという特性上、体圧分散性に欠けるのでお勧めできません。寝心地にこだわるのであれば、高弾性ウレタンフォームのマットレスが最適です。
あるいは、柔軟性には欠けるものの、扱いやすく価格も手頃なマットレスをお探しの方には、高反発ウレタンフォームのマットレスをおすすめします。これらのマットレスには通気性によるムレの問題がありますが、前述の除湿シートを使用すれば安心です。
選び方②マットレスの厚さ

一般的にフローリング用のマットレスの厚さは7~10cm程度です。安くて扱いやすいから、薄い方がいいと思うかもしれませんが、自分にとっての必要最低限の厚さを把握して、それに見合ったものを選ぶようにしましょう。
必要最低限の厚さは、使用者の体重に応じて決められています。最低限必要な厚さを満たしていないマットレスでは、体を支えることができず、フローリングの硬さを腰に感じるような「底付き感」が発生します。底付き感のある状態で寝ると、腰の疲れはもちろん、腰痛の原因にもなります。
選び方③折りたたみ式

ベッドを使わずにマットレスを直に使う場合、気になるのは湿気や湿気によるカビですが、掃除がしやすいマットレスを選ぶことで湿気を防ぐこともできます。
多くのマットレスは厚くて重く、立てておくことができませんが、折りたためるマットレスであれば、使わないときは立てておいて空気を通すことができますし、ベランダに運んで陰干しすることも簡単です。

薄手のマットレスは女性でも扱いやすいので、毎日気軽にお手入れして清潔に保つことができます。ただし、通気性がよくお手入れがしやすいマットレスであっても、床に直接置くのではなく、すのこマットレスと組み合わせて使うのがおすすめです。
折りたたみ式の薄型マットレスを床に直置きすると、厚手のマットレスに比べてクッション性が低いという難点もあります。そのため、すのこ+折りたたみ式マットレスで使うとよいでしょう。