目次
カラスの飼育は室内?室外?
カラスペットとしての飼育方法1:なつく?
カラスの飼育は室内?室外?
室内飼育
室内で飼育する場合はカラスは犬用ケージや鳥カゴでは間に合いません。余裕があれば一室をカラスの飼育スペースにあてることをおすすめします。リビングで買う場合は部屋の一角をワイヤーラックなどで区切ってカラスの居場所にしてあげましょう。サンルームがある住宅環境だと日光浴や水浴びの場所も確保しやすくなります。それぞれの住宅事情に合わせてカラスが快適に暮らせる環境を整えてあげましょう。
室外飼育
室外飼育と言っても放し飼いではなく、簡易的でも鳥小屋を作ってあげましょう。イメージとしては小学校によくあるウサギ小屋のようなイメージを思い浮かべてもらえればわかりやすいかもしれません。人に育てられたカラスは野生カラスの社会性やルールを覚えていません。放し飼いや外に出ている状況にすると縄張りを荒らされたと感じた野生のカラスが襲ってくる可能性もあります。また室外飼育にしていると鳥小屋から聞こえるカラスの鳴き声に反応して一時的にカラスが集まってくる可能性もありますので、その点も考慮しておいてください。
カラスペットとしての飼育方法1:なつく?
雛から飼うとなつく
カラスに限った話ではありませんが、雛の時期から飼育すると人になつく可能性が高まります。ご褒美として餌以外に喜ぶご褒美を上げたり、こまめに話しかけたり触れ合いながら愛情を掛けるように育てましょう。カラスは基礎代謝が高く、ある程度大きくなるまでは留守がちな家での飼育は難しくなります。
鳴き声を覚えないメリットも
野生のカラスは雛の頃から親に鳴き声やカラス社会のルールを覚えながら雛・幼鳥・成鳥と徐々に大きくなります。人が育てるということはカラスの身に付けるルールを一切教えることなく成鳥になります。そのためカラスの性格にもよりますが、人の都合のよいようにしつけると、鳴き声を覚えないと言うメリットがあります。逆に言うと人手がなければ生きられないカラスを育てることになりますので、責任を持って飼育しましょう。