転職のきっかけとなる理由や事例が気になりませんか?転職を考える理由は様々です。また、年齢によっても転職の理由は異なります。現在、転職をするかどうか悩んでいる方は、自分の理由と他の人の理由を比べてみてはいかがでしょうか?この記事が、実りある転職の一助になれば幸いです。

目次
転職を考えている人は増えている?
【20代】転職を考えたきっかけ

転職を考えている人は増えている?

転職を考えたきっかけを年代別に紹介!女性ならではの転職のきっかけも⁈
(画像=『工具男子』より引用)

最近、「転職は当たり前」という言葉をよく耳にするようになりました。なぜ、それが当たり前と言われるのでしょうか。総務省統計局の「労働力調査」によると、転職者数、転職者比率ともに増加傾向にあるようです。

また、厚生労働省の調査によると、2016年の大卒新入社員の32%が入社後3年以内に離職しており、新入社員の離職率の高さが指摘されています。

これは男女ともに言えることですが、「人生より仕事を優先する時代」は終わり、「人生と仕事の共存」がテーマになっているようです。つまり、転職はもはや珍しいことではなく、自分らしい人生を歩むために必要なことなのです。

【20代】転職を考えたきっかけ

転職を考えたきっかけを年代別に紹介!女性ならではの転職のきっかけも⁈
(画像=『工具男子』より引用)

転職の理由は年齢層によってさまざまです。20代で転職するかどうか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

考えたきっかけ①やりたい仕事が見つかった

転職を考えたきっかけを年代別に紹介!女性ならではの転職のきっかけも⁈
(画像=『工具男子』より引用)

新卒者の多くは「就職は義務」と感じており、「とにかくどこかで就職しなければ」と考えています。学生時代にアルバイトの経験があっても、社会のことをよく知らないまま、義務感で就職する人が多いでしょう。

つまり、「本当にやりたい仕事があり、その業界や会社に就職する」人は、実は少数派なのです。そして、「とりあえず受かった会社」の「配属された部署」で働き始めることになります。

転職を考えたきっかけを年代別に紹介!女性ならではの転職のきっかけも⁈
(画像=『工具男子』より引用)

社会人としての経験を積み、視野が広がることで、初めて社会と自分との関係がつかめるといってもよいでしょう。そして、「自分が本当にやりたい仕事」を見つけるケースも多いのです。

学生時代には卒業と同時に就職するということはある意味義務のような側面がありましたが、この段階になって初めて自発的に仕事や就職について考えるようになるのです。20代の転職理由としては、このようなものが非常に多いようです。

考えたきっかけ②上司や同僚とうまくいかない

転職を考えたきっかけを年代別に紹介!女性ならではの転職のきっかけも⁈
(画像=『工具男子』より引用)

部署が変わったり、上司が変わったりなど、「職場の人間関係」をきっかけに転職を考える20代は多いのではないでしょうか。

20代は新卒で入社しても転職しても役職に就かない立場であることが多いため、会社の先輩や上司の業務補助として働くことになる人がほとんどです。

そのため、厳しい扱いを受けることも多く、上司や同僚から嫌なことを言われて腹が立ったり、辛くなったり、限界に達して転職を決意する人も少なくありません。

もし、会社でいじめやパワハラ、セクハラを受けているのなら、身体を壊す前に誰かに相談したり、思い切って退職することも考えてみてください。

考えたきっかけ③理想と現実にズレがある

転職を考えたきっかけを年代別に紹介!女性ならではの転職のきっかけも⁈
(画像=『工具男子』より引用)

会社の仕事内容や環境は、実際に入社してみないとわからないものです。期待して入社したにもかかわらず、すぐに「思っていた仕事内容と違う」「配属された部署が違う」という現実に悩まされる人も少なくありません。

また、「社内の人間関係が悪い」「残業や休日出勤が多い」といった職場環境の問題も、転職のきっかけになることが多いようです。

しかし、面接や雇用契約書で聞いていたことと明らかに違う理由でない限り、「思っていたのと違う」というのは、本人のリサーチ不足によるものかもしれません。

もし転職することになったら、同じ失敗を繰り返さないように、しっかりと企業研究をするようにしましょう。

考えたきっかけ④給与に不満がある

転職を考えたきっかけを年代別に紹介!女性ならではの転職のきっかけも⁈
(画像=『工具男子』より引用)

給料の額によって、仕事への満足度が変わってくることも考えられます。特に20代では、有名企業に入社したにもかかわらず、中小企業並みの金額でがっかりしてしまう人もいるようです。

描いていた収入面での理想が、仕事のやりがいに大きく影響するということです。とはいえ、平均給与を知らずに転職すると、大きなリスクを背負うことになりますので、くれぐれもご注意ください。

今より労働環境が悪くなったり、収入が下がったりすることは珍しくありません。ただ、中には「手取りが10万円以下だった」など、極端に低い人もいるので、しっかりと相場を調べてから転職を決めるようにしましょう。