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カワウソのペットとしての飼い方10.繁殖
カワウソのペットとしての飼い方11.注意点

カワウソのペットとしての飼い方10.繁殖

カワウソはオスメス飼えば増えるのか?

カワウソも適齢の異性がいれば繁殖行動もするでしょう。カワウソを交尾させ増やすブリーダーをやってみたいという方はいらっしゃるかもしれませんね。オスメスがいれば全く不可能というわけではありません。しかし可能性が0でないというだけでペットとして飼われたものから子供が生まれるかといわれればかなり難しいでしょう。

繁殖に必要なのは家族と場所

野生のコツメカワウソは群れで生活しています。群れの中で赤ちゃんが生まれればオスメス関係なく育児をするそうです。また縄張りとしてとても広い場所を持っていないと子作りはしないともいわれます。そのため小さな室内のゲージ内で飼われている個体ではそもそも繁殖向きな状態でないので子作りしようとしないというのが結論。ペットを増やすのはほぼ無理と考えた方がよいですね。

カワウソのペットとしての飼い方11.注意点

怪我に対する注意点

カワウソを飼うのに気をつけることに怪我があります。大型犬並のパワーがあるあごの力で噛まれたら飼い主の怪我はまぬがれません。特に食べ物に関する執着心は大きいので餌をあげるときに手を出したり、その餌を取り上げようなどと子供がしないようにするのが第一の注意点です。

水浴びは必須

2つ目の注意点は水辺や水中に生活するカワウソを室内で飼うための必須行動。水浴びです。カワウソを飼っているお宅では水道管の破裂を疑われるほど1ヶ月の水道代がかかったこともあったそうです。そのたびにきれいな新しい水を使うこと・たっぷりの水量があること(人の風呂を使う人が多い)・必ず毎日複数回させる。この3つは絶対守ってください。

カワウソの病気

最後の注意点は動物の命にもかかわる大切なことですが、カワウソのかかる病気についてです。まずカワウソを見られる獣医は必ず見つけておきましょう。アニマルクリニックでもカワウソを診察できるところは希少です。またおやつとして与える生魚などには寄生虫がいる場合が多いです。そこから病気に感染することも少なくありませんので、食べ物にも十分注意してください。