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羊蹄山とダチョウがシュール「ニセコ第2有島だちょう牧場」
高騰激しく庶民を寄せ付けなくなった国際的リゾート地「倶知安町」

羊蹄山とダチョウがシュール「ニセコ第2有島だちょう牧場」

開発が進む「ニセコ町・倶知安町」に佇むホッコリできる場所 羊蹄山麓~ニセコパノラマラインツーリング Vol.2
(画像=『Moto Megane』より引用)

食後のデザートを求めて「ニセコ第2有島だちょう牧場」へ移動しました。1912年に小説家の有島武郎が農場を小作人たちに無償で分け与えたのが始まりです。しかし農場の大部分が勾配の急な斜面、岩だらけの土地で離農する人が多く、一時は原野のようになりました。

農地に目を付けた一人の男性が、約30年前にダチョウの飼育を開始。しかし飼育開始から20年が過ぎても採算的に厳しい状況が続きました。試行錯誤を繰り返し、現在は創設者の孫が経営しています。ようやくダチョウ製品も軌道に乗り始め、ニセコの特産品の一つに数えられています。

開発が進む「ニセコ町・倶知安町」に佇むホッコリできる場所 羊蹄山麓~ニセコパノラマラインツーリング Vol.2
(画像=『Moto Megane』より引用)

牧場内のショップでは、ダチョウ肉の加工食品や卵を使ったスイーツを販売しています。ダチョウを眺めながら食べるダチョウのタマゴを使ったプリンは最高。あっさりしながらも力強く、大地を踏みしめているような味がしました。

ニセコ第2有島だちょう牧場
住所:北海道虻田郡ニセコ町豊里239-2
電話:090-8273-8324

高騰激しく庶民を寄せ付けなくなった国際的リゾート地「倶知安町」

開発が進む「ニセコ町・倶知安町」に佇むホッコリできる場所 羊蹄山麓~ニセコパノラマラインツーリング Vol.2
(画像=『Moto Megane』より引用)

倶知安町のカントリーサインは、「スキーをするジャガ太くん」です。この地域のスキーの歴史は昭和初期の山岳スキーから始まり、昭和37年にひらふスキー場を会場に第40回全日本スキー選手権大会アルペン競技会開催され、その後のスキー場開発が急速に進みました。2000年代に入ると、多くのか外国人が訪れるようになり開発が加速。ニセコ同様、土地高騰や環境破壊など多くの問題が発生しています。

倶知安町は「観光客を中心とした交流人口を増加させ、魅力あるまちづくりを展開するための施策を実現する財源」と言い訳して、2019年11月1日から「宿泊税」を導入しました。リフト券も年々高くなっています。庶民にはまったくもっていい迷惑です。