夏と言えばツーリング、ツーリングと言えば北海道。その中でもニセコエリアは人気のコースです。今回は札幌から羊蹄山麓を通りぬけて、ニセコパノラマラインから日本海を目指すツーリングを3回に分けて紹介します。Vol.2は、開発が進む「ニセコ町・倶知安町」の中にある「変わらないよさ」を紹介します。

目次
開発と破壊が背中合わせの世界的リゾート「ニセコ町」
庶民に優しいニセコの隠れ家的飲食店

開発と破壊が背中合わせの世界的リゾート「ニセコ町」

開発が進む「ニセコ町・倶知安町」に佇むホッコリできる場所 羊蹄山麓~ニセコパノラマラインツーリング Vol.2
(画像=『Moto Megane』より引用)

ニセコ町のカントリーサインには、スキーがデザインされています。町内には「ニセコアンヌプリ国際スキー場」や、「ニセコビレッヂ」などがあり、パウダースノーを求めて世界中から大勢の人が押しかける国際的リゾートです。そのおかげでカネゴンたちは気分上昇、地価も上昇。宿泊も食事も高く、金を持っていない人は立ち入れない雰囲気です。昔はのんびりした町だったんですけどね~。

庶民に優しいニセコの隠れ家的飲食店

開発が進む「ニセコ町・倶知安町」に佇むホッコリできる場所 羊蹄山麓~ニセコパノラマラインツーリング Vol.2
(画像=『Moto Megane』より引用)

ニセコ市街地にある「お食事処じいじ」は、そんな状況に「てやんでー、ばーろー、ちくしょー!」と一石を投じてくれるお店です。メインストリートから離れた場所にあり、隠れているつもりはないのに隠れ家的。説明してもどこかわからないと思いますので、「本通92-1」とだけ言っておきましょう。

開発が進む「ニセコ町・倶知安町」に佇むホッコリできる場所 羊蹄山麓~ニセコパノラマラインツーリング Vol.2
(画像=『Moto Megane』より引用)

店名の通り、年配のご主人がワンオペでやっている店です。この日のワンプレートランチ「豚の竜田揚げ」は、メロンも付いて650円。ガス釜で炊き上げる蘭越産の米が最高です。ライダーズカフェのようにバイクを眺めながら食事をしました。

開発が進む「ニセコ町・倶知安町」に佇むホッコリできる場所 羊蹄山麓~ニセコパノラマラインツーリング Vol.2
(画像=『Moto Megane』より引用)

小鉢の刺身は、北海道名物「タコの頭」です。タコ足は人気で本州でも高値が付きますが、頭は不人気のため地産地消されています。店主の思いやりを感じられる料理に満腹になりました。

お食事処じいじ
住所:北海道虻田郡ニセコ町本通92-1
電話:0136-44-2822
営業時間:11:30~15:00(L.O.14:30) 17:30~20:00(L.O.19:30) 
※変更されている場合があるので必ず確認してください。
定休日:月曜日