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HK-172FLを被って走行してみた
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HK-172FLを被って走行してみた

コミネがスポーツジェットヘルメットの価格を「HK172FL」で再定義する
(画像=『Moto Megane』より引用)

HK-172FLを被ったファーストインプレッションは「きつい」と「軽い」でした。

筆者は国内主要ヘルメットメーカー、海外メーカー製品共にMサイズでピッタリの頭です。

コミネのHK-172FLもピッタリなのですが、チークパッドが少しきつく感じました。

フルフェイスのように頬全体が潰れはしないので、インカムの通話やモトブログ撮影で喋りながら走る際にも違和感はないのですが、耳の下から頬にかけての圧迫感があります。

反面フィット感があるので、数値以上に軽さを感じます。

そもそも多機能なスポーツジェット中では規格外の軽さなのですが、フィット感に優れているので頭と顔全体でヘルメットを保持する形になり首や肩への負担は少なめ。

また耳回りは内装がしっかりとフィットしているので、フルフェイスヘルメットよりも風切り音が大きくなりがちなスポーツジェットヘルメットながら静粛性はなかなかのもの。

インカム通話用にスピーカーホールが用意されていますが、使用しない際に埋めるクッションが付属されていないのが少し残念です。
※風切り音や静粛性に関わるため。

風洞実験によるエアロダイナミクスや空気抵抗の解析を行っているというだけあり、空力も不満がありません。

また筆者はラチェットバックルも装着する際にはグローブを外さないとできませんが、マグネットバックルは慣れれば問題なし。装着後は顎紐を引っ張っても外れる気配がなく、ラチェットバックルよりもパーツ点数が少ないので軽量です。

インナーバイザーの出し入れ操作は、多少慣れるまで位置を把握しにくいですが、数度出し入れすれば場所の感覚はつかめます。

コミネがスポーツジェットヘルメットの価格を「HK172FL」で再定義する
(画像=『Moto Megane』より引用)

長さは鼻の頭ギリギリまですっぽりなので、視界は下を見なければ全体的にスモークになります。

走行して頭が蒸れてきたころに頭頂部のベンチレーションを開けてみましたが、低速時でも頭の上を風が抜けていく感覚があり、蒸れることがなさそう。

加えてジェットヘルメットなので顎下から多少風が入って涼しく夏には最適です。

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