目次
5. 愛宕神社へのアクセス
6. 愛宕神社の見どころと参拝作法

5. 愛宕神社へのアクセス

【東京】愛宕神社で仕事運をチャージ!御朱印やおみくじなどもご紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

愛宕神社へのアクセスについてです。

【東京メトロ】

  • 日比谷線「神谷町駅」より徒歩5分
  • 銀座線「虎ノ門駅」より徒歩8分

【都営地下鉄】

  • 三田線「御成門駅」より徒歩8分

【JR】

  • 「新橋駅」より徒歩20分

【バス】

  • 都営バス 渋88(東京駅八重洲口~渋谷駅)「虎ノ門三丁目」下車
  • 東急バス 東98(東京駅南口~等々力)「愛宕山下」で下車

また周辺には虎ノ門ヒルズや東京タワーなど、東京のランドマーク的な建物がたくさんあります。合わせて観光してみてはいかがでしょうか。

5.1 足腰が弱くて...という方は専用エレベーターもあり!

【東京】愛宕神社で仕事運をチャージ!御朱印やおみくじなどもご紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

本殿へは男坂の出世の石段や女坂などを登り向かいますが、「どうしても足腰が......」という方は、愛宕神社交差点からトンネル方向に向かって歩き、すぐ左手にある「愛宕山エレベーター」で上まで登るのがおすすめ。

本殿のある山頂まで一瞬で到着するので、足腰に自信がない方でも問題なく参拝することができます。エレベーターの壁は透明なので、乗りながら景色を拝めるのもポイント!

6. 愛宕神社の見どころと参拝作法

【東京】愛宕神社で仕事運をチャージ!御朱印やおみくじなどもご紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

今回は愛宕神社の見どころを、実際の参拝ルートに沿って順番にご紹介します。もちろんほかにもルートはありますので、自由に参拝してください!

6.1 大鳥居

入り口にある大鳥居です。鳥居は世俗と神域との結界で、ここから先は神様の住む場所であるということを意味します。

ちなみに車道からも本殿へ向かうことができますが、出世の石段を目前に仰げるここからスタートすると気持ちを高めることができるので、ぜひ正面から向かうことをおすすめします。

6.2 出世の石段(男坂)

【東京】愛宕神社で仕事運をチャージ!御朱印やおみくじなどもご紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

さて、早速この階段を登りましょう。この急な石段は「出世の石段」と呼ばれています。名前の由来は有名な講談「寛永三馬術」に登場する曲垣平九郎(まがきへいくろう)の逸話からそう呼ばれるようになりました。

その逸話について簡単に説明します。

江戸幕府の三代将軍徳川家光が愛宕神社の前を通った際に、神社に咲いた満開の梅をとても気に入り、家来に梅を取ってこいと命令しました。しかし、目の前に広がるのは急斜面の石段......。

家来は誰も馬に乗ったまま登ることができずに困っていたのですが、そのとき曲垣平九郎という者が見事に馬に乗ったまま石段を駆け上がり、家光に愛宕神社の梅を献上することに成功したのです。

それまで無名だった曲垣平九郎でしたが、この一件以降、家康は「日本一の馬術名人」と呼び日本中に名前が知れ渡ることとなり、大出世したのです。

このエピソードをきっかけに愛宕神社の「男坂」は「出世の石段」と呼ばれるようになり、今でも出世や仕事運向上を願うビジネスマンが多く参拝に訪れるのだそう。

より詳しい内容は公式ホームページをチェックしてみてくださいね。

【東京】愛宕神社で仕事運をチャージ!御朱印やおみくじなどもご紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

ちなみに上記の写真ではなかなかどのくらい急かが伝わらないのですが、実際に登ってみると運動不足の身体にはかなりこたえるものがあります......。ぜひ動きやすい格好で訪問して、出世を願いながら一つ一つの階段を踏みしめるように、上がっていきましょう。

6.3 一の鳥居

石段を上ってすぐのところにあるのが、神社の境内に入って、1番目の鳥居であるという意味の「一の鳥居」。きちんとお辞儀して進みましょう。

6.4 手水社

【東京】愛宕神社で仕事運をチャージ!御朱印やおみくじなどもご紹介
(画像=『たびこふれ』より引用)

出世の石段を登りきるとすぐに手水があります。ほかの場所を巡る前にまずはここでしっかりと身を清めましょう。

ちなみに写真右にある「羽子板絵馬」というのは愛宕神社の縁起物で人気の厄除けのお守りです。羽子板の羽は昔から厄除けのアイテムとして重宝され、「虫除け」の力もあるので、女の子が生まれたときの贈り物にされることがあるのだとか。

お清めの仕方はまず、右手で柄杓を持ち、水をくみます。そしてその水で左手を清めます。その後、柄杓を逆の左手に持ち換えて、今度は右手を清めます。そして最後に右手に持ち換え、水を汲んだあと、その水を左の掌(てのひら)に受け、その水で口をすすぎます。

6.5 弁財天社

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(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらの弁財天社は慶長十五年に安芸(広島)の厳島より勧請されました。以来、海上交通を守る神として崇められており、また歌舞音曲金運の神としても信仰されているとのことです。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

こちらは平将門の乱のとき、源経基(みなもとのつねとも)が平和を祈ったとされる場所です。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

池には立派な鯉が泳いでおり、社務所で鯉の餌を買って餌をやることができます。ちなみにこの池には金運アップのご利益もあるそうです。

6.6 三角点

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(画像=『たびこふれ』より引用)

弁財天社の隣には三角測量に用いる際に経度・緯度・標高の基準になる三角点(さんかくてん)があります。

6.7 将軍梅

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(画像=『たびこふれ』より引用)

出世の石段の名前の元になった講談「寛永三馬術」の登場人物・曲垣平九郎が家光に献上したのがこの将軍梅なのだとか。

6.8 丹塗りの門

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(画像=『たびこふれ』より引用)

この丹塗り(にぬり)の門にはほおづき市の際に、茅の輪(ちのわ)が設置されます。これをくぐって参拝すると千日分のご利益があり、災いを避けるために現在でも多くの人がこのほおづき市の際に茅の輪をくぐりに訪れるのだそうです。

ちなみにほおづき市は浅草のものがとても有名なのですが、発祥は愛宕神社とのこと。

6.9 招き石

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(画像=『たびこふれ』より引用)

撫でると福が身につく招き石。こちらは本殿の目の前にあります。もちろん筆者もしっかり撫でてきました! 参拝客がたくさん撫でているので、ツルツルです。

6.10 社殿

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(画像=『たびこふれ』より引用)

主祭神「火産霊命(ほむすびのみこと)」を祀る社殿です。参拝方法はお賽銭箱にお金を入れた後、「二礼二拍手一礼」です。

6.11 本殿を彩る胡蝶蘭

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(画像=『たびこふれ』より引用)

参拝をしたら、ぜひ社殿の中を見てみてください。煌びやかでとても美しいですよ。

ここには「寛永三馬術」にちなんだ馬の絵が多く飾られています。また、数年前から胡蝶蘭が絶え間なく参拝客から奉納されています。

ちなみに胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」そして「変わらぬ愛」。愛宕神社には参拝客からのそんな素敵な願いが込められているのです。

6.12 太郎坊社・福寿稲荷社・大黒天社

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(画像=『たびこふれ』より引用)

上記は道案内、お導きの神様である猿田彦命が祀られている「太郎坊社」です。

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(画像=『たびこふれ』より引用)

写真手前の赤い鳥居が福徳開運の守護神である「宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)」を祀っています。

また、写真ではわかりにくいのですが、赤い鳥居のすぐ後ろに重なるようにして見える黒っぽい門が五穀豊穣と縁結びのご利益がある「大黒天社」です。

これらの神様達は社殿の右手に通常祀られているのですが、改修工事のため現在は御本殿内の仮社殿に一緒にお祀りされています(2019年10月20日現在)。

6.13 社務所

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(画像=『たびこふれ』より引用)

ここではお守りやおみくじを引いたり、御朱印帳に御朱印を押したりしてもらえます。

ここで気がついたのですが、どうやらこの愛宕神社には「愛宕オールスターズ」という5匹の犬猫が住んでいるようです!

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(画像=『たびこふれ』より引用)

この日は猫のちゃーちゃんを見ることができました。神社に住む犬や猫なんて、パワースポットならぬパワーアニマルですね!

6.14 NHK放送博物館

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(画像=『たびこふれ』より引用)

神社を一通り巡ったら、ぜひ神社の隣にあるNHK放送博物館に足を運んでみてください。ここでは"放送のふるさと"愛宕山で放送の歴史に関する展示を見ることができます。

入場は無料ですが、昔の放送に使っていた貴重な機材の展示や、8K画面で愛宕神社付近の様子を映した映像を鑑賞できたり、グリーンバックを背に画面に登場できるレポーターなりきり体験ができます。

無料とは思えないほどの充実ぶりですね。ぜひ下山する前に一度立ち寄ってみてください。

6.15 女坂

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(画像=『たびこふれ』より引用)

帰宅の際は別の道で。出世の石段を下から見ると右側にある道が女坂です。こちらも階段が続く道ですが、男坂の石段よりも少しだけ緩やかです。

せっかくなので帰りは別の景色を楽しみながら降りてみてくださいね。

6.16 車道

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(画像=『たびこふれ』より引用)

ちなみに車道からも歩いて上り下りすることができます。