スウェーデントーチは、丸太を燃やして焚き火を楽しむアイテムで、そのおしゃれさと便利さから、近年多くのキャンパーに注目されています。今回は、おすすめのスウェーデントーチをご紹介するとともに、作り方や使い方など、さまざまな情報をお届けします。

目次
スウェーデントーチとは
スウェーデントーチの作り方

スウェーデントーチとは

スウェーデントーチの作り方から後始末まで徹底解説!あると便利なアイテムは?
(画像=『工具男子』より引用)

みなさんは、スウェーデントーチというアイテムをご存知でしょうか。簡単にいうとスウェーデントーチとは、切り込みを入れた丸太に直接火をつけて焚き火を楽しむことができるアイテムです。

人気の焚き火「スウェーデントーチ」

スウェーデントーチの作り方から後始末まで徹底解説!あると便利なアイテムは?
(画像=引用:Amazon、『工具男子』より引用)

スウェーデントーチは、スウェディッシュトーチとも呼ばれています。名前に「スウェーデン」と入っていますが、スウェーデントーチの原型はフィンランドで生まれ、長い間焚き火として使われていました。

やがてスウェーデンに伝わり、ヨーロッパ全土を巻き込んだ三十年戦争でスウェーデン兵が使用したことから、「スウェーデントーチ」と呼ばれるようになりました。

日本では以前はあまり知られていませんでしたが、キャンプブームの到来とともに、美しい焚き火としてグランパーやオシャレキャンパーを中心に注目されているのです。

シンプルな構造ながら、燃焼効率が非常に高く、上部の火力はかなりのものです。また、そのスタイリッシュな外観から、焚き火アイテムとしても高い人気を誇っています。

スウェーデントーチの用途

スウェーデントーチの作り方から後始末まで徹底解説!あると便利なアイテムは?
(画像=引用:Amazon、『工具男子』より引用)

スウェーデントーチは、一般的な焚き火と同じように、暖を取ったり、明かりを取ったりするために使います。そしてなんといっても、SNS映えするスタイリッシュなビジュアルは、とても癒されます。

また、薪を追加しなくても数時間燃え続け、時間の経過とともにトーチの表情が変化していくのも楽しみのひとつです。さらに、スウェーデントーチを使えば、豪快に料理をすることもできます。

スウェーデントーチの作り方

スウェーデントーチの作り方から後始末まで徹底解説!あると便利なアイテムは?
(画像=『工具男子』より引用)

丸太とチェーンソーがあれば、簡単にスウェーデントーチを自作することができます。材料と道具を使った簡単な作り方を、動画を交えてご紹介しましょう。

作り方①【丸太】のスウェーデントーチ

まずは、きちんと乾燥させた、適切な大きさの丸太を用意します。あまり大きいものを選ぶと、持ち運びが大変になるので注意しましょう。

丸太が用意できたら、チェーンソーで丸太に切り込みを入れます。チェーンソーを使うときは、十分に注意してください。

丸太の8分の1程度におおよそ切り込みを入れるだけで、スウェーデントーチの完成です。丸太とチェーンソーをお持ちの方は、ぜひ作ってみてください。

作り方②【角材】のスウェーデントーチ

用意するものは、角材、インパクトドライバ14.4V以上、インパクトビットロング21mm、インパクトビットミドル12mmになります。ホームセンターで売ってる角材でもOKです。

まずは、木口側より縦に穴を開け、板目側から横穴を開けます。スウェーデントーチの形としては、縦穴と横穴を開けることで煙突のような形にします。

作り方③【薪】のスウェーデントーチ

用意するものは、均等に切られた薪四本(乾燥させた薪)と紐、もしくは針金になります。薪四本を丁寧に合わせて丸太のような形に整えた後、下部を紐か針金でしっかりと縛りましょう。

まとめた薪の中心に風が通るように、小枝などを挟み込んで適度な隙間を開けます。上の中心部に着火剤を入れたら完成です。