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足つきの良い、コンパクトな車体
2気筒エンジンの楽しさ…バイクらしい鼓動
足つきの良い、コンパクトな車体
低重心と「シート高:790mm」による足つきの良さ!…これが「乗りやすさ」につながっています。特にこの足つきの良さは「これは日本人のために作られたバイクなのでは?」と思ってしまうくらいです。両足だったら深い爪先立ち、片足ならベッタリと着きます!昭和生まれの短足にはありがたい設計です。
車体はコンパクトで軽い印象を受けます。空冷ツインというシンプルな車体構造だからでしょうか?800ccの排気量がある大型バイクですが、またがった感じ「ちょうどいいな」と思ってしまうほどです。自分はけして大柄ではない身長170cmの中背中肉なおっさんですがね…
2気筒エンジンの楽しさ…バイクらしい鼓動
一般道から高速道路、そして田舎道から山道へと走ってみました。やはり空冷バーチカルツインの鼓動は楽しい!の一言です。スムーズに伸びてパワフル…低回転から分厚いトルクでマシンを押し出す…実用的な範囲での乗りやすさに絞ったエンジンチューニング。
このエンジンの鼓動は『バイクに乗ってる!』『バイクを操っている!』『バイクで走っている!』という2輪車ならではの楽しさを感じさせてくれます。
高速道路ではスムーズに回転が伸びていき、楽に走ることができました。そりゃ「800cc」もありますから、出そうと思えば100km/hなんてアッという間です。ネイキッドマシンということで風当たりがキツくなるため、ウインドスクリーンが欲しくなるところ。ビキニカウルを装備した『W800 CAFE』というカフェレーサータイプもラインアップされてますが…スタイルとしてはこっちのポジションがいいんですよね。