東京の古き良き街並みが残る、谷根千(やねせん)。下町情緒あふれるこの街は、趣のある古民家や、おしゃれなカフェ、歴史ある寺院や下町文化を知ることのできるスポットが数多く点在していて、観光として訪れるのにも非常におすすめです。今回は、そんな谷根千の魅力を味わえるお散歩コースをご紹介します。
谷根千ってどんなところ?
「谷根千」という言葉は元々、1984年創刊の地域雑誌「谷中・根津・千駄木」の略称として呼ばれていた言葉でした。それが、谷中・根津・千駄木周辺の地域の総称として広く呼ばれるようになったそうです。谷根千一帯は、空襲や再開発などを免れたため、昔ながらの風景を残す下町。レトロな街並みが人気のスポットとなっています。
今回は、谷根千のおすすめスポットを巡りながら、この町の魅力を味わうことができるお散歩コースをご紹介します。
1. 日暮里駅

(画像=『たびこふれ』より 引用)
谷根千お散歩コース、今回のスタート地点は、日暮里駅。谷根千の玄関口の1つとして、多くの観光客を出迎えます。

(画像=『たびこふれ』より 引用)
日暮里駅を出てすぐに見えてくるのは、「御殿坂」。荒川区と台東区の境目に位置し、南側に桜の名所で知られる谷中霊園、北側に本行寺や経王寺などのお寺が立ち並びます。