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明治安田生命J1リーグ2022シーズンは終盤へとステージを移し、各クラブの運命が形作られていく。例年よりも早く11月には最終順位が確定するイレギュラーなシーズンであり、早くも残り10試合を切った。
一見、優勝争いに注目が集まりがちだが、今シーズンはいつになく残留争いが面白い。例年はある程度降格するクラブの見当がつく展開が多いが、まだどのクラブにも残留の可能性が十分にあるからだ。ここからの終盤戦、私たちが予想もしていなかったような展開が起こりうるため、最後の最後まで見逃せない。
ここではJ1リーグで残留争い(現13位から18位)に位置するクラブたちの、今後の対戦スケジュールや終盤戦の展望について詳しく見ていきたい。
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第13位:京都サンガ(勝ち点29)
攻撃力:★★★☆☆
守備力:★★★★☆
選手の士気:★★★★★
残留争い経験値:★★★★☆
勝負強さ:★★★☆☆
リーグ戦残り試合(8試合)
- 9月10日:鹿島アントラーズ(H)
- 9月14日:横浜Fマリノス(H)
- 9月18日:FC東京(A)
- 10月1日:サガン鳥栖(A)
- 10月8日:名古屋グランパス(H)
- 10月12日:川崎フロンターレ(A)
- 10月29日:セレッソ大阪(H)
- 11月5日:ジュビロ磐田(A)
カップ戦残り試合(1試合)
- 9月7日:東京ヴェルディ(H)※天皇杯
残り試合は決して容易な相手ではないが、京都サンガは残留する可能性は高いと考える。まずはチョウ・キジェ監督の存在である。かつて湘南ベルマーレを率いた時に残留争いを経験しており、このような局面での戦い方に慣れている点は安心材料だろう。守備陣の崩壊しにくく上位陣に引けを取らない失点数の少なさは得失点差の観点で優位なポジションを意味している。
また8月24日に他界したクラブ名誉会長である稲盛和夫氏の訃報を受け、クラブ・サポーターの結束力がさらに増した印象を受ける。9月3日のヴィッセル神戸戦では全員の想いを1つにして7試合ぶり勝利を収めた。モチベーションも高くこの勢いでJ1残留を目指したい。
さらにはこの夏に加入した新外国人選手たちが残留に向けたジョーカーになると予想する。アラン・カリウス、パウリーニョ・ボイアの新たに加わった攻撃陣は今後の戦いの中で十分に活躍できるポテンシャルを秘めている。9月7日に行われる天皇杯は彼らのデビュー戦になるだろう。
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